別冊はてな話 このページをアンテナに追加 RSSフィード

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2008-07-29

はてなの2007年以降ぐらいを見てきて

はてな流の拡大路線とは・近藤社長に聞く インターネット-最新ニュース:IT-PLUS

うーん、1年後にはまたぜんぜん違うことを言ってそうな気がするインタビュー。記事では最近のはてなの課題について、

求められるスペックが上がった
期待通りのことが起きないと「欠陥品」ととらえられてしまう。原始的でも面白いアイデアを思いついたらその日のうちに社員が作ってしまう、という発想力やスピードだけでは勝負していけなくなってきました。
リソースをうまく集中投下できなかった
「組織的なものづくり」というフェーズへの移行に出遅れた部分はありました。今回の提携や人材の拡充で、資源を集中できるようになります。
はてなユーザー以外の人にはアプローチできていなかった
一般ネットユーザーへのヒアリングを開始。

という近藤さんの分析と反省があって、それはそれで一理あると思いますが、最近のはてなについてはむしろ逆の分析もできてしまいます。


企画が悪かった

一時期はけっこうキャンペーンも打っていて今はほぼ放置の「はてなワールド」、はてなワールドは「MMOってどうせみんなチャットしかやらないんだから、ゲームの部分とっちゃえばいいよね」という思いつきを形にしてみたら、ゲームという共通項がなかったら、どうしようもなかったというのを見せつけた壮大な実験Twitter / kanose)との評も。

はてながワールドをどういうつもりで作ってどう分析してるのかは分かりませんが、私はリリース直後に新型のインスタントメッセンジャー。その枠に留まるのなら需要が少ない。*と書いてはてなワールドは「使えないインスタントメッセンジャー」を脱するかでも述べましたように、ワールドは需要の乏しいツールを作った企画こそが問題だったと思います。もしくは別次元のツールに発展させられなかったリソース不足やら設計ミスやらがあるのかもしれませんが、そこは分かりません。


仕様がリッチになるばかりだった&運営力が乏しかった&変更が遅い

このところのはてなハイクは投稿が増えそうで増えないもどかしい展開となっております。昨日のハイク数をグラフ化していただいているshariaさんのグラフで見ますと

昨年

早くも煮詰まって来た感のはてなハイクの頃予想していたほどは廃れていなくて失礼しましたなのですが、私が正月に機能自体は面白い。*と書いたときの「面白い」に込めた期待感っていうのは、少なくともアクティブユーザー1万、1日エントリー数5万(当然今のサイト構成のままではない)ぐらいだったんです。ですからやっぱり「あー……」というかんじは否めません。そのくらいいかないと成功とは言えないんじゃないでしょうか。

正月には興味の無い投稿を目にしやすいサイト設計に難がありユーザーが息切れしそう。とも書いていて、リリース直後からサイト設計の難を感じていたのですが解消されることなく、「やるならば鉄が熱いうちなのでは……」と案じていました。が、「ハイクの使い方は大喜利だったんだ!」とばかりにはてなハイク伸びろ伸びろキャンペーンが始まったり、お絵描き機能などの充実ばかりが目立ったので、ダメだこりゃと思いました。はてなハイクが大喜利化する理由*も、その原因となるサイト設計の問題を考えれば当初から不安材料だったと思います。その後、キャンペーンを打っては新規ユーザーをキープできずに停滞するはてなハイク。あまり運営力があるとは思えません。

まあでも、はてなグループみたいに長い期間かけていいツールになるのかもしれませんし、はてなはハイクの今のコミュニティが興味深くて、時間がかかってもこれがそのまま拡大することに意義があると考えているのかもしれません。まず間違いなくスタッフのほうが考えが深いですからね。ハイクについては継続的にアイデア提案しつつ見ていきたいと思います。


一般人を意識して以降のローカルぶり

上のふたつのサービスより最初から好感触だった去年リリースの「はてなスター」と「はてなメッセージ」。特にはてなスターの目のつけどころはさすがだと感心しました。しかし世界に普及するサービスという目標とはうらはらに極めてはてなローカルなツールとして落ち着きはてなスターを一般普及させるためのアイデア - 別冊はてな話)、なかなか大胆な変更もなく残念です。

ハイクはかなり一般人を意識して開発されたと思いますが、今のところはてなでも特にヘビーユーザー常連色の濃いサービスになっています。id:daichan330さんのはてなハイカー縮図……のさらにその一部の人たちの投稿で、何割か占めちゃうんじゃないでしょうか?

なんか前よりヘビーなサービスばっかり出てる気がするんですけど……という状態でして、一般人への聞き込みはインターフェイス改善等には必ず活かされてくると思うのですが、一般向けのものが開発できるかどうかはまた別なのではないか……と疑問視しています。


というわけで

迷走するはてな好きにはたまらない展開がまだまだ続くと思います!

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