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2006-03-30

robo1さん

なるほど。早速渋谷に行ってrobo1さんのまわりを10分ほどうろちょろしてみました。……ともだちってくれない…………。タイミングがあるのだと解釈したいと思います。

クリエイターユーザーの対話グループ」案

あっ、ユーザー主導でもいいんだ。昨日のクリエイターユーザー対話の場がない問題ですが。

はてなグループで「クリエイターユーザーの対話グループ」みたいなのを作って、グループモード(非公開)でやればできますね。人気クリエイターならひとりずつにグループがあったほうがいいのかな。自分の好きな人気クリエイターを招致できたら大ラッキーということで、みなさんダメ元で作ってみてはいかがでしょう。

グループローカルの取り決めが大事だと思うのでルールクリエイターさんに訊ねながら作るのがいいと思うのですが、とりあえず運営案。

参加条件の決め方例

クリエイターとそのファン・ユーザー消費者で構成する。クリエイターに限らず「供給側と消費側」に分かれてなんでもできるのかもしれませんが、消費側の見返りはあまりなさそうな気がするので、ファンが無償奉仕してくれるような人気者のグループでないと活発にならないかも。

  • クリエイター側の参加条件
    • 基本的に職業クリエイター
    • 対話を(討論や言い争いと区別して)することができる。議論ルールを厳密に求める必要は無いですし、どのくらい求めるかは場合によるでしょうけども、参加者全員の議論技術が高ければ生産性は上がりそう。
    • 自分がもらいたい意見タイプを説明できる。
    • その範囲でもらった意見精神的に耐えられる。
    • グループで語った内容が外にもれる可能性があることを許容できる。

こういう条件で入ってもらい、行状が悪ければ日記停止処分などに。その他グループに必要なルールを順次追加。

グループ管理人適格者

グループ管理人クリエイター自身だと「あなたはご退場ください」の判断がしにくいかもしれないので、ファンで面倒見の良い人がよいでしょう。

よくあるファンサイトよりも外部から荒らされにくいし、管理権限ユーザーも増やせるので案外負担は少ないかも。


いくつかのクリエイターが集まっているグループは、クリエイターから見ると(自分に強く関心を持っていない)話のできる非クリエイターをつかまえられるところが良いかもしれない。クリエイターの集いでもファンクラブでもSNSでもない、微妙に面白いところになるかもしれません。

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2006-03-29

対話の場がない問題

naoyaグループ - naoyaの日記 - あんまり関係ないけど

これも反応しちゃいます。「総表現社会恐怖だよ問題」と「コメント欄諸刃の剣だよ問題」と「各論に分けようよ提案」と「ほんとに大株主なら納得するんかい問題」は割愛。

まず対話の場が無いという環境の不足があるんじゃないでしょうか。みんなビンボが悪いんや。

もしコメント突撃株主が、株主である理由で(正しい情報かもしれない)反論をもらえなければ、株主にとっても損失になります。しかしスタッフは株主の価値観情報の正しさにあるのかどうか分からない、対外的に反論のやりとりを見せにくい、といった対話の準備の不足がある。「ソファーのある奥の部屋」と「説明に適したスタッフ」といったリッチな条件が必要になる。

一連のクリエイター立場から言いたいことも「批判されるならもっと良く聞きたい」「対話をしたい」という要素が強いように聞こえます。

一方、レビュワーは必ずしも対話をしたいとは思っていないし、その機会も想定していない。

というわけでウェブ上で両者が対等な意見交換を成立させるのは難しそうですが……例えば「スタッフからの反論歓迎・メンツも気にしませんユーザー」というユーザー登録をもうけてですね、そうじゃない人からのコメントクラス分けしといて文字色を#ccccccぐらいに薄めちゃうとか。ないか。

対話したいクリエイターは、対話の可能性を多く持つユーザーに自分の制作なりコンテンツなりに参与させられるようにできるといいんでしょうね。naoyaさんもユーザーに遠慮されて意見公開が鈍っていたらその分ユーザーにとって損失です。はてなアイデア却下コメントくれないとか。はてなアイデア却下コメントくれないとか。いやはてなアイデア却下コメントくれないとかいうことを言いたいんじゃないんです。ビンボが、ビンボが……

ちなみに現システムでのはてなアイデア却下コメントは「〜〜なので却下」という回答ではなく「〜〜ではないかと思うので却下」「〜〜になってしまうのではないでしょうか」と、疑問を伝える・疑問形にすると答えやすいのではないかと思います。反撃だと思ってしまうと書きにくいですし、別解をいつも用意するのは無理でしょうし、ユーザーも別解を考えやすいですし。

はてなスタッフの顔と名前

Riya - Photo Search

わー、これ正解なんですか。だとすればsecondlifeさんとaqlさんは初めてお顔とお名前が一致しました。逆になぜhideokiさんがロンゲの人だと分かっていたのか自分でも覚えてなかったり。

個人情報なので問題あれば消しますが、現在Who Is This?の奥がd:id:kossyさん(日記写真公開)。手前がd:id:danjouさんですね(消去法と他の古い写真で誰だか割れてしまう……し、お会いした)。

残るは4月づけで正式化とか?のkambaraさんだけです。

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2006-03-28

naoyaさんの批評批判批判

そう思います。しかしこれがそのエントリーのことならおっしゃる通りですが、もし最初の「naoyaグループ - naoyaの日記 - Amazon の FF のレビュー」のことをおっしゃっているなら、こちらの意見は良かったと思います。最初の批評を作品に対する質問としますと、

  • (質問への質問)戦闘が面白くないという意見は、トマトを倒したところまででの判断ではないか
  • (質問への質問)チュートリアルだという空気が読めていないのではないか
  • (質問への質問)今までのFFが良いなら一生FF7を繰り返せば良いのではないか
  • (質問への回答)FF12 はやればやるほど面白くなる
  • (質問への質問)今までどおりの展開を期待してどうするのか
  • レビューを書いてる人は小学生だと思って気を落ちつかせた
  • 結論Amazonゲームレビューはもう見ないほうがいい
  • 意見の補足)ヘビーゲーマーライトゲーマーとかいう問題ではない

この文章は言葉使いが荒いですが、内容を整理してみるとちゃんとしてます。最後回答を待たず話を打ち切るように結論を出してしまわれてますけども、レビューをした人にはこの意見が届かないのでそれは分かります。

レビューに対する意見として有効な質問と回答が出ていて、建設的で論理的な反応だと思います。もしこちらの文章をレビュワーが読んだら、回答や反論が可能な意見になっていますし、決して安易なレビュワーに対する批判ではないと思います。

小学生だと思いたい”というようなくだりはレビューをした人の人格や能力を問題にした発言ですが、そういう憤慨の事実があったということで印象は悪いですが納得できます。

一方naoyaグループ - naoyaの日記 - 作品を批判することは。

  • (自己質問)何がそんなに頭に来たか
    • (回答)人が一生懸命作ったものを安易に批判する無神経さが許せない
    • (回答の理由)批判された人は人格攻撃されたような気分になる
      • (自己質問)作品に対する批判であって人格攻撃ではない
        • (回答)実際に人格攻撃されているように感じてしまう
        • (回答)作品はその人の価値観を精一杯表現した物だから自分の価値観が批判され人格攻撃に感じる
    • (回答の理由)作品への批判は作り手に対して想像以上ダメージを与える

この意見は表現は丁寧ですが、前よりずっと悪いです。批判をする人の「無神経さ」という“人格を問題にする発言”をしているからです。例のレビュワーは、無神経なのだと言っているのと同じです。

その後すぐ「人格攻撃ではない意見でも人格が傷つく」といった論が展開されますから、批判は(ハラスメント問題的に)受け手によって人格攻撃のようなダメージを与えることがあるという見地だと考えられます。

しかしその前にこちらの意見人格攻撃をしているわけですから、ここでは文章に手落ちがあったのか、受け手がダメージを受けるかどうか(人格攻撃がなんであるか)を決められるのはnaoyaさんだけであるかのように取れます。矛盾はありませんが、あまりにも独善的になってしまいます。

naoyaさんがたくさんひどいレビューを読んだというのはそうなのかもしれませんが、「自分が腹が立っただけで、どのレビュワーも無神経ではないのかもしれない。」という仮定に立っていないと、「批評に対する批判」として共感できません。相手の心を察する話をしているわけですし。しかし、その後のnaoyaさんの発言にはそれにフォローする部分がありません。

誰だって自分の書いた100行の文章を3行読んだだけで頭ごなしに批判されたら「ちゃんと最後まで嫁」って書くよね。naoyaグループ - naoyaの日記 - 続き

むしろ、naoyaさんが議論内で想定しているレビュワーが「ゲームをちゃんと(例えば、トマトを倒したところまでしか)やっていない」のは決定事項であるかのような話をされています。いや、もしかすると決定事項なのかもしれませんが、だとすれば一般論化した上に「誰だって〜」と言った書き方ではなくて良いでしょう。決定事項なければ、やはりさっきの意見は独断的な人格攻撃で、さらに「自分の腹立つレビュワー=無神経」という見方は続行されているのではないかと思えます。

反響の大きい文章を書かれることは素晴らしいことですが、今回のような議論の中心で人格批判・相手の立場の軽視・印象の操作ととれる表現が出て来てしまったことは残念です。

このような表現は決して悪意からではなく、まさに「相手の心情を察した意見」「建設的な発言」「批判を攻撃ではなく意見と受け止めること」の難しさを表しているのではないかと思います。

良い議論ができました、とまとめられる前にひとつ確認していただきたかった問題です。もし文頭のというオチがあるんだけど。の「オチ」が2つ目の話に対するものであれば納得です。余計な気を回しての2度ツッコミ、申し訳ありません。

批評批評問題への私見

当の議論に私見をはさませていただければ、naoyaさんが後に述べられていることと同じようですが、この問題はまず「批評の自由」と「批評批評する自由」に行着くのでしょう。

そして私も「批判は簡単であり、ほとんどの才能を育むのは自信をつけさせる賞賛」であると思います。ケースバイケースですが、教育的な批評なら「褒め3:注意1」くらいで良いと思います。また作者はそのような教育者か、自分の理解者を見つけることが重要です。もし支持者が300人にひとりしか見つからなくても、日本中でそうならば、はてなユーザー数を超えます。批判に耐えるのは、何か「ここまではできる」という壁を乗り越えて自信を持ってからでいい。

また批評される作者が批評者に対して「あなたの批評はきつすぎて私のためになっていない!」と教えてあげるのは役に立つと思います。議論のしかたでは「発言者態度を問題にするような発言」は推奨されませんが、この場合は批評の本論からそれた意見であっても、作者の反応は意見交換のルールづくりの提言になるでしょう。

ただ、それを「第三者が批評者に」対して言うと話はややこしくなるとは思います。批判に対する耐性は人によって異なりますから、「批評者の好きなように自由に活発に批評してほしい」という作者にとっては邪魔マナーになるかもしれません。批判に対する耐性はスキルが関係するので、批判にさらされてもダメージを受けない人間には、「批判が改善への糧になる」という話自体が通用しない*言う意見は感情だけを問題にしすぎているとも感じました。

マナーの押付けも考えられると思ったので、上の記事で批判者に対して決めつけを行ったり批判者を制しようとするかのような発言に強く反応したといった部分もあります。

よく考えたらほとんど「はてな話」になってなくてすいません

これも「はてな話」じゃないんですが、たけくまメモ: はてなブックマークで困ったで、うちの議論話のバイブル存在議論のしかたさんが書籍化に向かうかもというお話がありました。広まったらすごい対話ブームが到来するかも。

naoyanaoya2006/03/28 08:53"全部が全部のレビューが悪いとは思わない、中にはちゃんと長い時間プレイしてそれでも駄目だったというレビューもある。でも、明らかにこの人はまともにプレイしないで書いてるというのが多すぎる。発売してから2日か3日であれだけのレビューが集まってるけど、その中に時間をかけてプレイしたものがどれだけあるんだろう。" のところでフォローしているつもりでしたが、埋もれちゃってますね。もう少し、ちゃんとゲームしてからレビューしるというところを協調したほうがよかったのかもしれないといまになっておもいます。

sugiosugio2006/03/28 12:48コメントありがとうございます。"全部が全部のレビューが〜"は前段までの書き直しと言う位置づけの文章なのだと受け止めましたが、人格に関する言及、事実に対する決めつけに変化がないようなので批判させていただきました。naoyaさんにしてみればちょっとした書き方の問題なのかもしれませんが、この議論は相手の立場にたった批判がテーマなので、検証できない問題への決めつけがあり、その後訂正がなかったことが問題ととらえています。

naoyanaoya2006/03/28 13:09決めつけがあるのは確かにそうだと思いました。その辺りをもう少し分離するように心がけます。

sugiosugio2006/03/28 13:39お返事ありがとうございます。naoyaさんが主張されたい論旨からそれた意見をしてしまいましたのに、受け止めて頂けて嬉しいです。

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2006-03-24

【ピコーン】スタッフに発言自由ライセンスを発行

sugioトラップの記事はこちら

日記の格と個人の格を分けて考えてもらうことについては、まあお願いしかできないだろうなぁという感想です。個人日記炎上していることについて会社からとやかく言われない権利は大事だと思います("小学校教師が重度の少年愛好趣味ウェブカミングアウト"とかは、職務上問題があるのでとやかく言われて良し)。

個人日記のほうに来た苦情その他は個人日記の管理者裁量で簡単に処理して良い、会社のほうに来た苦情は「それはプライベートのことなので」と処理される、会社私怨を抱えるエンジニア差別しないということが保証されていれば、日記を人格で結びつける意味合いは減じますでしょう。あとは会社に対してマイナスイメージを持つ・それを表明するというのは表明する側の自由だし、それに対しアルファギーク個人日記で反論するのも自由と。

だからトラップ導入とか、人格演出変更・フィクション性導入・アクセスコントロールフルルKansaiに書くとか)なども効果はあると思いますけども、それよりはてなライセンス(?)を発行して、g:naoya:id:naoyaさんのところに『この日記上のnaoyaの言動に関して、社会的に明らかな問題がある場合を除き、はてなは一切の感知をいたしません。 株式会社はてな』とかいうバナーリンクが表示されているほうが説明的にも良いのではないかと思います。

mutronixmutronix2006/03/25 01:36まぁ、開発者ではあるがここはプライベートに書いている、であるとか、はてな社は関知しないとか言っても難癖つけるめんどうな人は必ずいるでしょう。そこでピコーン。g:fragmentsに書いて見向きもされなかったアイデアですが、遅刻ワッペンのような恥ずかしい画像を動的にヘッダに表示させることができるようにして、プライベート日記でヘタ打った場合には近藤社長の操作によって恥ずかしいヘッダを貼られてしまう、ということにすれば、非公式なダイアリにはてな社が非公式にチェックしている感じがつたわり、もやっとしてる人の溜飲も下がるでしょう。…だめか…。

sugiosugio2006/03/25 02:00それは手続きになっていない苦情を会社が汲み上げるのが好みじゃないです。説明しても分かってもらえない人がいるのはしょうがないと思うんですよねえ。

sugiosugio2006/03/25 02:47煮詰められなくてボツになったはてな孫呉説をここに流します。
|民共鳴度|←張紘|←孫権|龐統→|周瑜→|兵共鳴度|
|民共鳴度|←umedamochio|←jkondo|wanpark→|naoya→|兵共鳴度|
兵(サービス供給側・技術者側)に共鳴されやすい人は、矢面に立つことで新しい兵を連れて来るはず。周瑜を立てておくと陸遜が釣れるかも。
伊藤さんは基本的にベストパフォーマンスを目指す人で個々の対話のフォローは弱い。広く民に接すると批判が出て来る。批判が出て来るのでそれは真のベストパフォーマンスと言えるのかという問題になる。でも批判に対処するのがベストパフォーマンスとは限らないという話になる。なんだか難しいよね。はてなの技術者ってユーザーに叩かれて好きなことできないんじゃないかと思われて来る。あっ、陸遜釣れないや。はてな先細り。
(民と兵がそれぞれ一枚岩であるかのように書いている)

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2006-03-22

日記モードはてなダイアリー見出しを取得してはてブするブックマークレット

blog.8-p.info: Bookmarklet for "Nikki" mode

こちらのサイトで公開されていました。だれか■と見出しカテゴリーとってということで、私できませんが、このままで役に立つので使わせて頂きます。アドホック万歳。ありがとうございます。

いわしで普通のツリー掲示板より有意義な議論ができるかを探るテスト結果

いわしで普通のツリー掲示板より有意義な議論ができるかを探るテストの結果です。question:1142368899question:1142370806が自動終了となりました。ご参加頂いた方々ありがとうございました。

結論としましては、今回提示したルールを使っていわしで議論をするのは難しいということ、一般的なツリー掲示板と比較して、新しいいわしに特に議論に適した部分は感じられないということでした。

今回は議論ツールの使い方 - 結びで、このツールが無くても、議論に関するルールアドバイスの集合を体得しているメンバーでなら普通の掲示板で可能ですといったことの試験でもありました。

以下、いわしと議論ツールの違いを考えながら近づけることの難しさを実感したメモです。

ルール設定と習得の難しさ

質問文500字におさまるようにルールを提示してみましたが、やはり複雑である部分、反対に不十分である部分があったようです。特に

  • 質問や回答は直前の意見の内容に対するものでなければならない

というルールが必要でした。これがないと「スレに関連した質問」や「意見を述べた人への質問」をしたくなります。今回明記しなくてもあまり支障がありませんでしたが、

  • 意見」と「意見した人」を分けて考える(だれが発言したかは考えない)

ということも書いた方が良さそうです。また例の議論ツールでは発言者アカウントや人格を考えないことは不便な点もありますから、それをフォローする機能(自分の書いた意見意見が寄せられたときの通知機能など)の必要性も感じました。

ルールはけっこう少ない項目にまとめられるものだとも思ったのですが、 議論のしかた - 議論のルールまとめに加えて議論ツールの使い方を今のいわしの機能で行うわけですから、実際に慣れるのはそれなりに骨です。

参加動機づけの難しさ

これに対して支払いが保証されないポイントでは、あまり参加を募れないのも無理はありませんでした。

現在のいわしにいるコアなユーザー層でダメなら、議論テストの参加動機づけは今後もかなり難しいでしょう。

また特定の問題に関する議論には、ポイントで促せる以上の「参加の動機づけ」が必要であり、はてなサイト上のユーザーをいくらつかまえても効果は薄いということが考えられます。

議論ツールを置くならもっとテーマをしぼったサイトに置いて、その議論ツールに人力のユーザーを呼べる機能があればなお良し、というイメージ通りではあります。

発言補助機能の不足

これは私のミスの量で明らかなのですが、文章訂正機能がほしいところでした。

本論以外の発言を補助する機能の不足

定義・公理・ルールの設定「指摘」の機能、報告機能、別の議論との連携機能が無いと、議事進行まわりにかなりのレスと労力がとられてしまいます。

これは議論ツールではないので、しかたないのでしょう。

評価基準の違い

今のポイント評価システムはあまり評判が良くないので変わって来るかもしれませんね。いわしの中で質問をしてレスされた人がポイントをもらって回答した側がもらえないのはどうなんだ(概して質問より回答の方がコストが高いのに)という意見もあります。

議論ツールでは「多くの質問がつき、それに有効な回答が与えられた意見(2階層下に有効な回答が多くある意見)」「"なっとく"ボタンが多く押された意見」「有効な意見議論のしかた - 議論の場で言う『有効な質問』がついていない意見)」の3種類による評価を提案していますが、いわしは単純に「下の階層に多くの発言を持つ発言」が高評価となります。

いわしは単に「賛成」といった意見がついても評価になるので、賛成だけの意見は議論の本筋には不要、という「議論ツール」とは評価基準が違う訳です。これはけっこう基本的な差なので、いわしの改良が進んでも近づかないかもしれません。

コンセプトの違い

いわしの一番いいところは、質問者が何度も発言して掲示板の流れを作ったり、同じ人に質問できたり、段階的に理解を深めたりできるところだと思います。質問者電車男的な飛躍的成長をとげることができるかもしれません。

回答側は他のユーザーの回答が見れて、補足だけできたりするのもいいですね。ポイント払いの問題が解決すれば、こっちのほうが人力検索にも良いかもしれないぐらい。

ただ議論とは直接関係ないわけで、【週刊はてな塾】第二十二号 変なアイデアのつくり方 いわしとアンケートでかんたん情報収集 の巻でも「議論」という話は出てきません。

無作為に近いユーザーに呼びかけて何ができるかということを考えると、こうなるのかもしれませんね。また議論は「報告」と「論理展開」から成りますが、質問者は結局「回答」が知りたいので、すぐれた「報告」があれば「論理展開(議論)」はいらないということもあります。

もし議論ツールがあれば、「決断すべき問題があって困っているグループ」などに売るべき物なのでしょう。

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2006-03-15

いわしで普通のツリー掲示板より有意義な議論ができるかを探るテスト

議論ツール話の流れで、新しいいわし人力検索の利用実験をしてみます。よろしければぜひおつきあいください。

question:1142368899

question:1142370806

追記

みなさんにおつきあいいただいてます。ありがとうございます。

私の入力ミスが多い……。発言を修正できないのでグダグダ感ただようこと多し。

しかも、議論ツールの機能で言う定義や公理やルールの設定「指摘」の機能が無いもんですから、もう脇道それまくりで、発言に対するツッコミで終始しています。

これで良い議論ができないのならできないで良いのですが、せっかくだからもうちょっと枝を伸ばしてみたいですね〜。

ぜんぜん効率的じゃないのでなにやってんだろうという感じですが、利害や価値観認識が噛み合ない人同士でも意見を交わせるガッチリしたやりとりをしたいのです。

追々記

結果に続きます。

2006-03-12

はてブランキングが面白く保たれるには

カフェイン中毒クロニクル - はてなブックマークのランキングはつまらなくなった

はてなブックマークランキング(おそらくホットエントリーに代表されるuser数による評価システムのこと)はつまらなくなった。記事の自己評価→推奨目的批評目的→迎合目的と野次馬性を強めたブックマークの質の変化が原因となっている。迎合的なブックマークは、元のページの評価と関係なくエントリーページへの参加を目的になされてしまう。よって迎合的なブックマークを緩和して推奨や批評的なブックマークを活性化させることに力点が置かれるべき、というお話だと思います。

エントリーページの場の求心力が、user数による評価システムを狂わせるという視点はなるほどと思いました。

けれど、衆愚性の原因としては弱いと思いました。

ヘビーブックマーカー周辺の馴れ合いで「自分も一言書いておこう」というようなブックマークはせいぜい10数usersまでで、仮にホットエントリーに上がってもそれ以上伸びません。

はてなブックマーク - jkondoの日記 - 言いたいことがあったら自分の口で言って欲しい(現89users)のような無内容なのに物議を醸すエントリーは滅多にない。

それは言うまでもないかもしれませんが、「注目のエントリーまで見る人」と、「人気エントリーだけを見る人」が求める情報の質の差です。「トップページだけを見る人」は、さらに間口の広い(大衆化した)話題に興味を示し、ブックマークするものと思われます。これははてながそう設計しているのでしょう。

それでも「はてブの話題は偏っている」といった批判がしばしばなされています。そこでユーザー層全体が“偏っている”とか、逆に大衆的すぎるといった議論に、大した意味はないでしょう。見る人の価値観によるからです。

これも言うまでもないかもしれませんが、利用者の増大で「大衆化しすぎた」と感じるユーザーさんは増えていると思います。この点については、そういうユーザーさんは情報収集力が高いので、お気に入りユーザー活用したり、タグ検索をしたり、RSSで特定のタグキーワード閾値ブックマークを追ってほしいということになると思います。

一方user数による評価システムを精度の高いものに維持しようとし続けても、今度は「はてブ最適化」問題を助長してしまいます。

ブロガーに本来書きたい記事があって、はてブでも高評価されるように「はてブ最適化」するぐらいなら健全ですが、とにかくブクマされることを念頭においた無内容な記事が増えれば、はてブは衆愚化したと見えるでしょう。

集合知の結果を有益な「評価」として活用しようとすると、その評価を求めて工夫するサイト側が出て来る。検索サイトのようなイタチごっこに対処しなければならないし、はてブの場合は多重アカウントユーザーが出て来て何十もブクマしたり、規約違反でなくても何十人かでできるスクラムブクマが登場すると簡単に荒らすことが出来て、対処が難しい。

ですからはてなは、user数による評価システムをそんなに精度(価値)の高いものに保とうとはしないと思います。ヘビーユーザーなどの「やり手」がタグキーワード・お気に入りユーザーに流れていくことが、ランキングが健全な大衆化をすることにつながり、ランキングは一定以上の有益さを持ちにくい。

それでもその上でランキングの価値を少しでも高めようとしたとき、もし「迎合目的ブックマークエントリーページに参加したくなる場の力)」がランキングの価値を下げる大きな原因だとすれば、エントリーページへの参加行動と評価行動の分離が必要でしょう。例えば「このエントリーブックマークしたユーザーはページ評価の参考になる」かどうかのモデレーションシステムを導入し、一定値を切ったユーザーuser数から外すなどすれば推奨や批評的なブックマークの活性化につながるかと思います。

が、私はそれがそれほど「ランキングがつまらなくなった原因」になっているとは思えませんでした。対応のコストも高そうです(しばしばユーザーの労力になりますから)。

私が最近のホットエントリーを見る限り感じられるのは「当然ありうる大衆化」と、「はてブ最適化」と、「サイト常連化」です。衆愚化を問題とするなら、はてなは「見る側がトップページやホットエントリーに溜まりすぎない工夫」を進めるべきだと思います。なぜか徹底放置されてるかんじのタグ一覧ページを目立たせるとか?

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2006-03-11

ニセ水平思考推理ゲーム

20XX年、はてなブックマーク開発者にはブロガーから多くの苦情が寄せられていた。「自分のブログはなかなかブクマ数が伸びない。エントリーが短時間で3usersに到達する有名ブログばかりが注目エントリーで目立っているからで、アクセスの格差はどんどん開いている。」といった不平感に関するものがほとんどだ。

そこで開発者は「ある対処」を行い、それらの苦情を80%減らすことに成功した。その対処とはなんだろう。

ちなみに最初にブクマされた時刻順ではなく3users到達順で注目のエントリーを表示する変更策は、idea:6540却下されている。この問題はフィクションで、答えはまあまあ「なるほど」と思える系だと思うが、他の回答があればぜひ教えてほしい。もっとちゃんとした問題はこちら→まんぷく::日記 - 『ポール・スローンのウミガメのスープ』の第3弾が出ます


答え

サイトの新着ブックマーク)に対するアクセス数を公開し、ランキングページを作った。ブロガーが自分のブログへのブックマークを非常に気にしているかもしれないブログを分かるようにしたのだ。そのようなブログはアピールの場(?)を得て若干ブックマークが増え、多くのブロガーブクマ数を気にしていないふりをするようになった。

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2006-03-10

ありがとう無体ブースター

ブックマーカーエントリー宇宙へ運ぶ概念図。エントリーはひとりでは飛べないのですね。

そういえば今朝、この日記エントリーを運ぶブースターを見たんです。そのブースターが1ゲットで下の記事を「儀礼ブックマーク」してくれると、エントリーはあっと言う間に注目エントリー圏に達したのです! わー。

エントリーが軌道に乗ると、そのブースターエントリーから離脱していきました。まさにfavの多いブックマーカーとして、エントリー宇宙へ牽引してくれたのです。

エントリーはホットエントリー圏を順調に飛行中です→はてなブックマーク - betaグループ - 別冊はてな話 - 注目の新サービス「はてなわんわんワールド」今後の展開は?(またHotwired風)

ありがとう、無体ブースター。ありがとう、ブーストブックマーク

あっ! 近藤ブースターが!! 機体分裂して飛んで行ってしまった! (いやいやありがとうございます)

明日にでも外れるかもしれない記事です。あとわんわんワールドの記事書かないようなこと言っておいてすみません。

注目の新サービスはてなわんわんワールド」今後の展開は?(またHotwired風)

はてな実験的なサービスを提供するはてラボの中で、もっとも話題を集めているサービスが2月25日に発表された「はてなわんわんワールド(要ログイン)」だ。このサービスの今後の展開について、またかなりの先走りを承知で考察してみたい。

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はてなわんわんワールド」ではユーザーが犬のキャラクターとなり、Google Maps APIによって提供される世界地図上を駆け回り、出会った他のユーザーと「ともだち」関係になるなどして遊ぶ。インターネットサービスの中でコミュニケーション要素の高い「MMORPG(多人数参加型オンラインRPG)」のゲーム的要素を無くして「SNS」の要素を強めたようなサービスだ。「MMOSNS」とでも呼びたくなる。

早くも本サービスへの期待が高まっているという。去年2月にリリースされ、デジタルコンテンツグランプリ優秀賞を受賞した「はてなブックマーク」のように、わんわんワールドは今年、はてなの顔としてブレイクする新サービスなのだろうか?

しかし、正式サービス化への道のりは案外遠いという見方もできる。正式リリースに少なくとも半年以上かかり、新機能やユーザー増加を期待する人々をヤキモキさせるという展開も充分ありうると主張してみたい。

また完成したサービスは、MMORPG的な発展を期待するユーザーSNS的な発展を期待するユーザーを双方とも裏切るものになるかもしれない。まだ「はてなわんわんワールド」の基本理念ははっきり見えてこないからだ。

はてなわんわんワールドコミュニケーションツールなのか?

現在のわんわんワールドはかなり純粋コミュニケーションツールだ。ユーザー達はたまり場の渋谷周辺に寄り集まって会話できるユーザーを増やしたり、チャットともブレインストーミングともつかない発言をしあったり、少人数で混雑しない場所で話したり、マスゲームのような遊びに参加したりして過ごしている。Firefox用ツールyakalikeを利用してスタッフがユーザーとチャットする展開もあった。地図上の地点にしばられない会話も可能になるかもしれない。

異なるジャンルで活躍するユーザーが交流しやすく、はてなスタッフとも割と気軽に話せるといった特徴も指摘されている。

ユーザーアバターアカウントプロフィールと結びつけたキャラクター)化、視覚化された場の共有、友達作りのしかけ、チャット的なメッセージ交換、それらはすべて「コミュニケーション」に結びつく。従来のはてなに無かった即時性の高い情報交換は、今後も基本的な特色として活かされていくだろう。

しかし「新タイプコミュニケーションツール」としては、リリース当初から完成に近い印象を受けた。これで完成度が50%以下だとすれば、どうなれば正式化レベルなのだろうか? そもそも、はてなわんわんワールドは「コミュニケーションツール」なのだろうか?

従来のサービスと比較すると、はてなわんわんワールドが正式化にあたって足りないものも見えて来る。完成型を想像するにあたって、ある程度サービスを既存の型に当てはめて考察してみよう。

はてなわんわんワールドに足りないもの

現在のはてなわんわんワールドに足りないと感じられるのは、「みんなで使うことによって便利になっていく」「はてなの他サービスに相乗効果をもたらす」というはてなのツールに共通する特徴だろう。

わんわんワールドはどんなに仲間を作りやすいにしても「プライベートモードしかない」という、はてなにおいては特殊なサービスであることが気にかかる。

はてなでは、近藤代表のインターネットは知恵を預けると利子をつけて返してくれる銀行のようなものという発言通り、およそすべてのサービスは公開して使うことが基本となっている。多くのサービスでは「プライベートモード」も用意されているが、それは“利用者の大勢を占めない限り許容されているオプション”といった印象だ。

たとえそれがサービスの肝であっても、「プライベートモードしかない」ということは今まではてなが見せて来た姿勢からは“無し”になる材料なのだ。非公開性は「ウェブ情報を提供しない」ということでもある。

ウェブ上で発言することに慣れたはてなユーザーの中には、「ウェブに公開しなければ存在していないのと同じ」「活動情報の記録がないと個人的に何も残らない」という感覚に近い人々も多いだろう。

多くのユーザーが「ここで情報を出すのは損だ」と考えて、情報が逃げてしまえば、わんわんワールドで良い情報(面白いこと)にありつける期待値が低くなる。

もちろん「コミュニケーション」はコンテンツ化するが、情報利得の少ない環境純粋な交遊を続けるには、遊びを思いつく才能とそれに馴染む適性がいる。多くのユーザーが適性にもれて、つまり飽きてしまうだろう。

MMORPGならば、ゲームによってユーザーに娯楽を提供するところだ。わんわんワールドも基本的には地図と言う遊び道具があり、随時アトラクションが増えていく可能性はある。だがそのままユーザーを飽きさせないように開発と管理を続け、MMORPGのような収益モデルを取ることは、はてなではまずありえない。

それよりは「情報が逃げるスパイラル」を断ち切ってしまう方がコストが安い。そうなればユーザーも“わんわんワールドに知恵を預けた利子”を受けられるかもしれない。わんわんワールドが部分的にしろ「公開性を持つ」のは、ありそうなことだ。

ユーザー発信情報に「公開性」を持たせる展開

例えば地図上のある地帯だけは会話がウェブに公開で、ログが取れるような実装が考えられる。また、RSSでだけ外部に自分のコメントを公開するといった方法もあるだろう。

非公開のSNSを貫くのではなくて、非公開から公開までの段階を持ったサービスになっていく形だ。コメント設定が「非公開」から 「わんわんワールド上で公開」〜 「ユーザー名を伏せて一般公開」〜「一般公開」などと段階化することも考えられる。

コメントごとに自分の情報開示のレベルを決めるとなれば大変かもしれないが、それもはてなユーザーなら「ちょっとしたコメント」を使う程度の手間かもしれない。「ちょっとオフレコ」をオンオフするぐらいなら使えそうだ。

本人による情報開示レベルの宣言があると、他の人がその会話を公開しやすくなるだろう。誰の発言なのか分かる場合は、本人が設定した情報開示レベルを参考に「普通の引用」をすれば良い。会話には著作権が適用されない可能性が高いので、プライバシー侵害の心配がなければかなり自由に使える。

現在よく見かける、キャプチャでわんわんワールドの他のユーザーコメントを公表するやり方はプライバシーの観点から問題があると思うが、本当に問題化したという話はまだ聞かない。実際には、多くの“犬活動”は公開できるのだろう。

また有名ブロガーや知り合い同士の会話が交わされていれば、それを読みたいという需要はあるだろう。会話のログをあえて保存し公開する意味は「流れて残らないからこそ良い」というチャットの美徳を凌駕するかもしれない。

わんわんワールドが正式化する頃には、もうSNSにこだわっていないという展開はあり得るだろう。

公開と反対の方向

一方、対外的に価値がある情報はほとんど発信されなくて良いという、まったく反対の方向も考えられなくはない。「きめ細かいアクセスコントロール」が可能で、「情報発信リスクが低い」ことを活かした空間づくりだ。

例えば子供のような初心者が自由行動しやすいネット環境の提供がある。キッズgooのように子供が見て良いページを制限するのではなく、子供の活動履歴をわんわんワールド上に残して、親に見せやすくする。子供に話しかけている人の発言を周りから見えやすくする。そういう情報発信リスクの低い場所で活発に活動をさせて、人を育むような方向はどうだろう。

筆者のアイデアで恐縮だがはてなアイデアのように徹底的に情報を消費する側に回る発想もある。ソーシャルブックマークもひとつのページについて多人数で盛り上がるという要素があるが、それをわんわんワールド上でやれば娯楽になりそうだ。

犬になって遊ぶというコンセプトだけの可能性

もっと懐の深いサービスだ、という可能性もある。わんわんワールドを開発した草野氏は、はてな実験場「はてラボ」を提案した本人だ。わんわんワールドもあらゆる機能が実験的に盛り込まれていく「器」なのかもしれない。

だとすれば、はてなわんわんワールドは公式の発表通り「世界地図の上でいぬになってあそぶことができるサービス」とだけ受け取るのが妥当なのかもしれない。それ以外の型にはめる決めつけは、むしろ理解の邪魔となる危険性もある。

---

駆け足で予想をしてみたが、突然怪獣が暴れるようなサービスだ。具体的にどうなるかは想像もつかない。まだまだ様々な可能性があることを楽しみにしつつ、気長に待つのが良さそうだ。

このサービスにはすでに画期的な価値があり、対人的な壁を「犬化」の導入で取り払うと言う素晴らしい発想が実現している。今後も制作者のwanpark氏は難しい舵取りと困難を強いられるだろうが、その重圧を乗り越えて充実したサービスを提供してくれることを心から願っている。

[ id:sugio ]

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2006-03-08

伊藤さん専用椅子

ナオヤ素材を描いた時にjkondo's fotolife伊藤さん専用の椅子は赤いということは調べがついていて、やっぱり通常の3倍ということだろうかと思っていたのですが、背中についてるヘニョっとした部分の形状などがよく分からず、イラストには反映できませんでした。

wanpark's fotolife - 椅子重要、らしい

↑その後、その椅子に違いない写真に気がつき。こんなに複雑だったのかー。これは思いもよらないわ。

トラックバック - http://beta.g.hatena.ne.jp/sugio/20060308

2006-03-02

おまえはしょこたん更新を全部ブクマする癖がある!

わははは。

でも【SHOCOTAN☆QUEST】が読みやすくてありがたかったりもしてます。↓

提言がまとまらないので今までのメモだけまとめておきます。うわー長くなった。

Web2.0時代の巨大類語辞典誕生?「はてなWordLink」(Hotwired風)

はてなWordLink

Web2.0の特色とされる「不特定多数」のユーザー活用した新機軸の辞書サービスが生まれた。発表後1週間あまりで登録された語彙は4万語以上で、ウェブ百科事典Wikipediaや、よりくだけた現代用語事典的な面を持つはてなダイアリーキーワードと比較しても格段の数字だ。と言っても、それはこの「はてなWordLink」が「連想辞書」だからなのだが。

かつて「シソーラス(類語辞書・分類語彙辞典)」と言えば、作家ライターといった職業人のモノというイメージだったが、サーチエンジンソーシャルタギングの普及により「検索語のナビゲーション」という形でその存在は私たちにも身近になってきそうだ。それだけでなく、「はてなWordLink」は言葉の連想を通じたユニークな交流も提示している。はたしてこれはWeb2.0時代の類語辞典の先駆けとなるのだろうか? 少々先走りを承知でまとめてみたい。

---

はてな社は2月21日はてな実験サービスを提供する「はてラボ」を発表した。そこで発表される実験サービスは50%以下の完成度であり保存データも保証しないとされるものだが、新しもの好きのはてなユーザーを刺激しておおむね好感触を得ているようだ。その中で、特にわけが分からないのが「はてなWordLink」だった。

筆者は初めてその単語がタグクラウド風に羅列されたページを見たとき、1分でそこを立ち去った。なんだか分からなかったからだ。ログインしていると上部メニューの「wordLink」から、自分用のページに移動できることも気がつかなかった。そもそも「wordlink」の指す実体が分からないし、「ソーシャル連想辞書サービス」という紹介も謎だ。そして「つのだ☆ひろ」を含むユーザーが誰であろうと、私には関係のないことだ。

しかしその後、暫定的なユーザー作成ヘルプとなっているはてなブックマーク - はてなWordLinkを読み、一通りの作業だけはしてみるつもりで戻ってみたところ、見事はまってしまったのだ! 3日間、自由時間のほとんどを費やしてしまった。今では反省している。

おそるべき時間泥棒

中毒性の高さは数多く言及されている。

いくらか分析的な声もあった。

  • このおもしろさは、変で新しいおもしろさのように思います。カオス的、無秩序的、無目的非生産的ヲタク的。朝焼けの中のスズメはチュンと鳴く
  • 粘土みたいな感じだ。粘土そのものは単なるものだけれど、造形していくうちに別のものになっていってスッゲーみたいな感じ。自分だけでそれを触っているわけではないので、他人の作ったのと自分の作ったのが混ざって更にスッゲーみたいなそんな感じだ。矢絣浴衣 2.0 - はてなWordLink

連想語は体を表す

たしかにWordLinkに夢中になった後に自分のWordLinkページを見てみると、それが自分の発想や、興味のありかを如実に表していることに気がついて驚く。連想語は自分自身の一端を映しとる鏡のようだ。

ブロガーの似非原氏は断片部 - これにて終了 - はてなWordlinkとは何かで、はてなWordlinkの基本要素をユーザーa{キーワード1{キーワードa,b,c...n}}というレイヤーと表現している。

これはユーザーを中心に見ると「あるキーワードと別のキーワードを関連づけた人格」というものがコンテンツということになる。それが全体のキーワードページに出ることで、積極的なメッセージにもなりうるのだ。

  • オモチロかったのが、「自殺」という単語に対して「生きろ」「それより僕と踊りませんか?」という言葉リンクされていて、おもわずぷぷっ! 職場でやるには不意打ちに備えないとです。たまにオモチロイこと書いてるシトがいるんだよねー。知らないシトだけど、好感持てます。カエルニッキ - むやみやたらに楽しい

本来的には「同じ言葉にたどり着く」常連さんを見つけてのゆるやかな(オタク的な?)交流の場となりそうだが、連想でオチをつけて楽しませるようなコミュニケーションも生まれている。

言葉の関連性がコンテンツ

ユーザーa{キーワード1{キーワードa,b,c...n}}言葉を中心に考えれば、あるキーワードと別のキーワードをあるユーザーが関連づける、その関係性がコンテンツになりえる*ということだ。とmutronix氏 - テキスト履歴の関連づけ方でいろいろ思索してる人 - は言うかもしれない。

類語辞典」はその集積だが、はてなはすでにはてなダイアリーキーワード連想語APIによって、技術者向けに連想語データを利用するアプリケーションを公開している。検索サイトQooqleで採用され、検索語を入力すると(Javascript利用時)まず機能するGoogle Suggestの他に、検索語がはてなダイアリーキーワードの場合「>>」をクリックすると連想語が表示される。これははてなWordLinkリリース前からある機能で、人力で入力された連想語データではないようだ。

このような検索語のナビゲーションは、その分野に詳しくない調べものの際にとても重宝する。例えば「アンガールズ」と入力するだけで「2月8日 広島 1976年 プロレス サントリー 社長 DVD ワタナベエンターテインメント バルサン 都市機構 コント 山根良顕 5月27日 ライオン ネタ 大学 お笑いブーム 広島県出身 2004年 ポーズ ジャンガ 笑いの金メダル UNO 宇宙 ファンタジー 武藤敬司 コンピュータ 資生堂 ASIN: リスト ノロイ 田中 お笑いホープ大賞 広島大学 2005年 ポスト スタイル 全日本プロレス UR賃貸住宅 映画 プログレ 変拍子 サルゲッチュ3 持ちネタ CM リスト::お笑い関連 バブルマン 田中卓志 エンターテイメント 山根 お笑いコンビ」といった具合。情報ノイズもあるが、通り一遍のプロフィールでは得られないようなキーワードを一気に「手がかり」にできる。

そして「検索サイトが解析する関連語」と「WordLinkの人力の連想語」には、どうやら違いがあるようだ。WordLinkの"ソ連"で得られる連想語は、Qooqleで得られる「ソ連」「ソヴィエト社会主義共和国連邦」のGoogle Suggestはてな連想語APIの結果よりも、人間的な「ソ連」に対する多様なイメージを感じさせてくれる。これは関連語のデータベースとしてはてなWordLinkが新しい価値を持っていることを示しているだろう。

情報の精度はどうだろうか? Web2.0的な不特定多数の知識の活用なので、辞書目的にそった「真面目な」入力だけを期待できるわけではない。しかしユーザーが無目的に入力を繰り返しながら、自然に関連性の強い連想語以外は目立たなくなるような機能が実装されれば、情報の精度は上がっていくだろう。Wikipediaのような運営努力は必要ないかもしれない。今は関連辞書として役立つだけの情報入力が先決だが、コミュニケーションの質と辞書的価値を同時に高めることは今後の機能次第で不可能ではないと思える。

という評もある。「ブレーンストーミングの訓練」になり、「ブレーンストーミングの頼り」にもなるかもしれない。もし沈んだ会話を転換したいとき、はてなWordLinkが使えれば「ちなみに……」は簡単だ。

さらなる期待

はてなユーザーの提案も活発だ。さらに最近タグサービスの増加でシソーラス展開を求める向きもあり、日本語タグの厄介ごとである「同義語」のまとめ表示が待たれている。

同義語・狭義語・関連語を提供する日本語の類語検索サービスは(株)言語工学研究所シソーラス(類語)検索が有名だが、ユーザー参加で生きたシソーラスが構築され、二次利用可能となればその価値は高く応用範囲は広い。

もっとも実現は簡単ではないだろうし、現状の「新機軸の関連語辞書」という機能をしていくだけでも問題はあるだろう。例えば、宣伝目的などの「スパム連想」の混入はありうる。また桂歌丸…ハゲはおそらく許されるだろうが、他の有名人も同じ連想を許すとは限らない。

そう、このようなサービスに必要なユーザーの獲得と維持も課題だ。

しかしこのサービスには画期的な価値があり、すでに人力による連想語入力を「ソーシャル」性の導入で動機づけると言う素晴らしい発想がある。今後も制作者のwanpark氏は難しい舵取りと困難を強いられるだろうが、その重圧を乗り越えて充実したサービスを提供してくれることを心から願っている。

[ id:sugio ]


日本語版関連記事

2006-03-01

はてなSNS問題に関して

私の意見はこんなかんじです。idea:8786トラックバックしておくと良いのかもしれない。

といったユーザー発信情報運用の無神経さが一部ユーザーの反感と不信感の元と思われます。

さらに「主にRSSフィード集約サイトであって、公式にSNSとネーミングしてしまうのはどうか」といったこともあります。元来「SNS的」なるものもあいまいであるため、「はてなSNS」の方向性は予想がつかず、不信感とあいまって気味の悪さと暗い憶測を呼び起こしているように感じます。

「公開設定機能」「コンテンツコントロール機能」「SNSっていう呼び方検討」「今後のはてなSNS方針説明」でとりあえずのカタはつくと思いますが、「ユーザー発信情報アカウントを何に使われるか分からない」という不信感が消えにくい問題として尾を引くかも知れません。

灰色港 > 掲示板 > 2006年2月の黄昏 - 2月の黄昏賞は、はてなSNS

はてな内でのユーザー発信情報の二次利用についてははてな利用規約第8条(当社の財産権)のサービスの提供、利用促進及び本サービス広告・宣伝の目的のために、当社はユーザー著作権を保有する本サービスへ送信された情報を、無償かつ非独占的に本サイトおよびインターネットを用いたクライアントソフトに掲載することができるものとし、ユーザーはこれを許諾するものとします。が根拠となっていて、はてなブックマークコメントエントリーページやASINページへの転載でも行われている行為ですが、ここまでやられると別、という向きもあるでしょうね。

灰色港 > 掲示板 > 2006年2月の黄昏 - Re:移転準備中です

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