別冊はてな話 このページをアンテナに追加 RSSフィード

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2006-02-28

ここにワンワンワールド情報はないです

草野さんがはてな福利厚生の一環として制作された、はてなスタッフもてもて空間(陰謀説)ですが。

やっぱり発言がオフレコなっちゃうのがもったいないのと、オフレコ管理が面倒というのが……今までSNSをやって来なかった理由がそこにあります。

もし私みたいな人を取り込むならこういう機能がほしい↓

SNSではなくなっていきます。

はてな関連本

はてなダイアリー - つれずれなるままに… - 買っちゃった

あ〜、やっぱりはてな事情通ユーザー近藤本を買われている〜(別冊はてな話 - また下手うった関連)。私はまだお目にかかってないです。

ウェブ進化論のほうは、はてなでは馴染みのある話題が多いことも手伝って「一気に読める」の評判通り、引き込まれながら立て板に水でダーッと読め、他の世代はどう考えて読むんだろうとかいろんな妄想がわいて来てとても面白いです。

さすがに1回の立ち読みでは読み切らなかったので、今日もう1回行ってきます。

YuichirouYuichirou2006/02/28 10:55|_@) <「図書館」という手があるじゃないですか、と思った。>立ち読み

sugiosugio2006/02/28 11:00そういえば久しく行ってないですね。でも本屋でも買う気がゼロではないんですよ。

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2006-02-21

自由に使えるナオヤ素材

betaグループ - 別冊はてな話 - そろそろ伊藤CTOのフリー肖像素材があると良いかも

言い出しっぺということで、自由にご利用頂けるイラスト素材を作ってみました。いわゆるフリー素材です。CCとかGPLにしようかとも考えましたけども、著作者名記や連絡も必用ありません。ご自由に利用・複製・改変してください。某ナオヤ氏からのクレーム等の責任は負いかねます。



  • ちょいわるナオヤ(300*302 GIF
    • 悪そうなナオヤイラスト(カラー)。赤いTシャツ。
    • ちょっと悪そうなナオヤです。悪いナオヤを登場させたいときなどに使います。
    • 大きい画像・線のみ(650*655 GIF


一生懸命描きましたが、似てない・ツメが甘い・ペン使いが悪い等々あると思います。実力なので仕方ないです。我こそと思う方はぜひ、新しいナオヤを発表してください。

ドギャーンナオヤ「今日もwanparkとsecondlifeより目立つ!!」

ナ・オ・ヤ! ナ・オ・ヤ!

1231232006/02/22 01:10幕張ちっくだ

sugiosugio2006/02/22 01:50なるほど。

2006-02-16

日記モードはてなダイアリー見出しを取得してブックマークしたい要望

(再要望)はてなアイデア

idea:1934が無言却下されてからの再要望。乗りましょう。

はてなダイアリーを書く立場から言いますと、日記モード(日別表示)は前後の記事を表示できるメリットがあるし、ずっと前からその仕様に合わせた運営になっているのでやめられない。けれど、はてなユーザーなのでブックマークされることは多い。いつもブックマークして頂く際にはお手数かけるなあと思っています。

少なくとも却下理由は聞いてみたい要望です。難しいのかな?

「花」案は却下

却下はてなアイデア

以前書いた「花」案却下

数あるアイデア運用アイデアの中でこれが唐突に却下ということは、少なくとも次期はてなアイデアの案は固まっているということかな?

たしかに代官山マルミーティングにノーリスク投票プランはでてきませんでしたので、「花」路線でないことは予想はできていました。

ただ、やはりアイデアの人気や一般性を計るシステムは強化しないのだろうかという点で気がかりではあります。

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2006-02-12

サーバはてなマッププロジェクト

中途半端な協力で申し訳ないですが、メールのヘッダを見てみたところ、まだ上がってなさそうなのは以下のサーバです。

世間話というかソースのない論説の話

tak-shonai’s Today’s Crack 2 - 「世間」 と 「ネット」 はよく似てる

「論」について興味を持っていたところ、こちらの記事に触発されまして。

最近はてブを徘徊すると“ソース離れ”したブログ記事をよく目にするようになりました。また私の感覚だけの話なのですが、以前のネット生活ではもっと報道各社のニュースリンクを張って一言、という記事を目にしました。最近はズドンと、なにかの論説が展開されているものをよく見ます。はてブ経由だからかもしれません。そして、面白い。

以前からネット上で人を説得する論を展開しようと思ったら“ニュースソース情報源)を示すしかない”という風潮があると思います。二言目に「ソースは?」ってやつです。

「じゃあニュースソースは証拠として無批判に受け入れるのか」とか、「自分で考えなきゃいけない問題にソースを求めるな」というソース崇拝の問題もありますが、ネット上で証拠をあげると言っても手持ちの画像をアップするぐらいの方法しかありませんし、社会問題に関する議論なら企業サイトの記事にリンクを張るぐらいしかその場の証明方法がありません。だから「理由づけにはソース」という観念が強かった。

ちなみにこのまえ別冊はてな話 - 「批判は簡単」である理由ニュースサイトからリンク頂きまして、うちにしてはアクセスもずいぶん頂きました。その記事で「回答には理由が必要」ということを書いているのですが、まず「理由」は強い推奨事項であって必須ではないというお断りを。で「理由」というのは「ソース」のことではないというのも補足させて頂きます。「そのほうが私が楽しいから」というのも理由になります。

でも新聞とか週刊誌はそれではお金がとれないわけで、何と言っても情報源を押さえている必要があります。【梅田望夫がブロガーと語る「ウェブ進化論」】ネット社会で既存メディアはどう変化するのかでは利用者層や経済枠の違いからメディアネットは根源的に重ならない存在というお話が出ていましたが……この話をからめるのは無理あるかな。個人サイトの集合的な意味でのネット側と既存メディア側では「証拠提示能力」も、扱う情報の大きな分け目として存在し続けると思います。

個人サイトはどんな有名でも自前で証拠を提出するのが難しい。匿名ならば、なおさらです。だから「証拠が出ればすぐに結論づけられる問題」に向いているのは企業メディアです。ネットでタダで読めちゃうのがすごいと思えるような論説は、政治や文化問題などで、ひとつの証拠提出じゃ議論できないような大きな問題に関するものが多い。トラックバックなどの反応も見れますし、自分以外の人の反響がすぐ分かるというといった面では新聞の論説よりも良かったり。

先月とても面白かったのは分裂勘違い君劇場 - ホリエモン以上に詐欺的なベンチャーの内情で、ネタバレですがこれを最後まで読むと「そういうメールをもらった」というサゲで、ソースが嘘だと暗示されてます。ご丁寧に次の回でちゃんとそのソースインチキに違いないと書いてくださっている。

けれど読み終わると、「ソースが嘘」っていうオチを無視して、展開された「論」のほうに真面目に一言言いたくなっちゃうのです。ただ読んでない人もいるでしょうが、ちゃんと読んでもオチにいくまでに納得のいく意見になってしまっていて、ソースが嘘でも「納得」が覆らない。そんなのは愚かだとも言えるんですけど、この件ではマスコミ不振も強いという背景がありますし、なにより証拠ひとつで片付かない大きな問題だという面があります。

もちろんこういう論説には従来のネット情報と同様のリスクがありますし、それをもとに即「議決」や「判決」……なんてしないか……何かの「判断」をするというのは危険がありますが、いつもそういう情報を求めいて読んでいるわけでもないので、そこは世間話として受け止められれば恩恵のほうが大きそうです。

今までも個人サイトで「当事者ソースとなって告発するニュース」というのはありましたけども、個々のソースにあんまり意味がない話、大きな問題に対する論説っていうのも、ネットの方で存在感を増してくるんでしょうね。

それが権威を持ってくるかどうかというのはあまり関心がないのですが、「世間話の程度に聞いていればいい」という風土ができあがって、(ときには世間話以上の信憑性を持ちながら)いろんな人の「論」が読めるようになるとすれば楽しみな状況です。

nobodynobody2006/03/30 00:07[峠のサーバー様] kotori.hatena.ne.jp もあるみたいです。岐阜の小鳥峠かな。

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2006-02-11

婿入り前とおぼしき男性達をネタにしてよくない

最近私のブクマプライベート)でスタッフ話がやたら多くなってきました。みんな婿入り前とおぼしき男性達をネタにしてよくない、よくないよ。ところで男なのに一ノ瀬おばさんとも呼ばれる私ですが多少はジュネった漫画*に理解があります。

俺様リバ)naoya ツン 後輩攻め wanpark ?→ secondlife

総受け阻止 reikon (リバ/総受け・天然攻め*)jkondo ペット攻め hatenacinnamon 萌え kiyohero

いや、なんでもないです。こっちのカップリングフラグはぜんぜん動きがないようです。(参考:同人用語の基礎知識・カップリング関係用語

そろそろ伊藤CTOフリー肖像素材があると良いかも

ネタでなくてもスタッフを語る記事でスタッフ画像が欲しいということが起こりますが、近藤さんの素材が提供されているような例外的な場合を除くと、スタッフの肖像として自由に使える画像というのは無い状態です。逆に近藤さんの場合はなしくずしにあちこちの肖像が使われている状態がありますが、それはまあ即法律違反ではないので私の言う問題ではないですし、楽しんでいます。

近藤夫妻以外は、自サイトに載っているご自身たちの写真の絶対量も少なく、特によく拝見する伊藤さんの写真は、他の企業サイト著作権を持つものものがほとんど。そして一般人枠なのか微妙なので借用がためらわれる。

だからまったく違うキャラに置き換えられたり、針が振り切れた表現RERO!! - はてなに通報されたより)になるのかも。

ここに素材不足という背景があって、そういう表現にならざるをえない圧力がかかるのでは。そんなことでは到底説明しきれない部分もありますけど。

CCとかおれはおまえのパパじゃない - 著作権のことで提案されているような形とか、なにかの形で素材が提供されると、もっとソフトネタというか言及も増えるんじゃないかなと思います。

id記法も拡張されたので、せめてid:naoya:imageは(d:id:naoya:imageは出ないのか)ご本人の写真だと喜ばれるのではないかと考える次第です。

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2006-02-09

また下手うった

そういえばちょっと前にはてなが発信する情報と、飽和するユーザーという記事で、はてなユーザー相手にはてなが発信する情報を売るのは難しくなっていると書いたのですが、「へんな会社」のつくり方が売れそうな気がしてしかたありません。

ビジネスマンはてな経営手法や戦略に注目する」系は、はてな発でも耳目を集める情報と書いていたのが救いですが、「近藤淳也インタビューを順にまとめてみた」のはてブの反響とか松永さんのお話を読んじゃうと、そのへん抜きでもユーザーが欲しくなってしまいそう。「近藤本と梅田本欲しい!」もすごいし。あああ。

というわけで次からも「へんな会社」のささえ方(スタッフ一同)みたいな本が出たらこの論の敗北を覚悟します。

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2006-02-08

集合知かどうかは問いによる

はてブの場合の「正解」が何であるかということは一概には言えないですが、恐らく「ネットにおいて今一番ホットな話題」ではないかと思います。

sta la sta - はてブのホットエントリは集合知とは無関係

集合知かどうかは、そこの設定で決まると思うんです。

はてなブックマーク人気エントリー(ホットエントリ)は、『次の3時間でもっともユーザーブックマークされるページ』を予測している

検証なしで申し訳なく*1、あと更新が3時間おきだったか定かでないですが、このような問題設定でしたら、集合知として機能するんじゃないでしょうか。あの人気エントリーの順序を3時間前のものだけを渡されて、同じ設問に答えようとしたらけっこう難しいと思います。

ここは「濃いめのはてな話」をする日記なのですが、ときどき人気エントリーまでは行くんですけども、トップページまではまず行かない。やはり一般性の壁は感じています。正確には「ヘビーユーザー受けが悪い」でも「一般受けが悪い」でもなくて「はてブユーザー受け」がもうひとつ、ということになりますけども。同じ理由ではてブネットにおいて今一番ホットな話題という設問に答える装置ではないのは、間違いないでしょう。

私「集合知(ここでは =集団知・群集知・The Wisdom of Crowds)」の言葉意味については詳しくないのですが、My Life Between Silicon Valley and Japan - Wisdom of crowdsの記事の参照先であるOn Off and Beyond: サーチ・独立・株式市場ー1H-Yamaguchi.net: The Wisdom of Crowdsの例は、明らかな判断を要求する設問に対して個々人が解答したものを集約して集合知としていますね。ここまで話を戻すと、この意味の「集合知」とは、たしかにはてブは関係がないと思います。ユーザーは正答すべき設問を与えられていませんから。

ただそこで話の発展として出て来るGoogleランク集合知的だ、というような意味でなら、GooglePageRank上位のサイトがますますランクを上げてしまう影響がなくはないでしょう。たしかに集合知の適切な条件から離れますが、はてブも上記のように“きわめて設問を限定すれば”、かなり集合知的だと言える情報を得られると思います。

梅田望夫さんははてブに関してはMy Life Between Silicon Valley and Japan - はてなブックマークは雑誌の目次だで、ブックマーク集合知として働き人気エントリーは「一般誌化」すると表現されていますね。

まあ、個々人が主題について判断しようとしていない行動を集めて集合知と呼んでしまうと、市場調査とどう違うのか線引きができそうもないという気もしますけれども。

(追記)集合知キーワードにするとかえって分かりにくいよ話→mtx-solitaire - 新語発見日記 - 「集合知」

うーんキーワードにはまっていると。やっぱり「個々人の判断とサービスとして提供される判断が同じ方向の設問に答えるようになる動機づけ」があるものだけを集合知と呼ばないと、ただ集団から抽出した情報に「集合知」の冠をかぶせられるなあ。ここでは「広義には言えなくもない」と言う話を書いてしまいましたが、私自身狭義に使って行きたくなりました。

というわけで、狭義の集合知を言うときにH-Yamaguchi.net: The Wisdom of Crowdsの4つの適切な条件に加えて、「個人と集団が同じ問いに答えようとしている」かどうかを気をつけて行きたいと思います。

*1:「3時間後1位になる可能性順」とどっちがいいか悩みました。あの上下動のルールも完全にわからず

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2006-02-07

はてなユーザーに同義語情報をガンガン入力させるアイデア

はてな草野さんが、私も期待シソーラス関係のサービスをお考えの様子です。リンクするか。やめるか。しとくか。リファ送り

私がwanparkさんのツールのファンなのは、使いたくなるところまで作りこんでくれて、はてなの「おとなりなんとか」とか「はてなリング注目エントリー」みたいな、もうちょっと精度高まらないのかな高ければ使えるのにもどかしいよ感がないところです。まああまり言及すると私の塩っぱさがうつるかもしれないので控えますが、草野さんが開発担当なら期待感は最高です。瑞兆。吉兆。

さて同義語選別や関連度のモデレーション(評価)が難しいようです。推測になりますが「関連語」はきっと自動で抽出できるのでしょう。その関連語の“関連度”の評価を行って「類語」として絞る。意味がまったく同じものや表記揺れは特に「同義語」として役立てる。

自動でできなければユーザーの入力になるわけですが、私のように関心のあるユーザーは少ないでしょうし、使い物になる精度も必要。“もれなく”“精度の高い”評価行動が得られるか?

idea:5763でも書いている私の基本的なアイデアは、従来のサービスであるダイアリー・人力でのキーワードフォトライフアイデアブックマークでのタグページ利用時に、“関連タグ”とか“同義キーワード”へのリンクが表示されて、できれば全部の結果をまとめて見れて、「同義語を追加したいなー」となったときは「同義語を編集」みたいなポップアップを出したりして、そこで言葉の追加や関連度のモデレーション投票を行うというものです。

長くなりましたが、それでは弱いとします。はてなユーザーに同義語入力や関連度のモデレーション投票を行わせるアイデアを考える。

……ゲーム案。クイズ要素のあるゲームを、みんなでやるんです。とりあえずクイズつきのぷよぷよみたいなアクションパズルゲームを想定します。

  1. ぷよぷよみたいな画面がある。
  2. 別枠ではてなサービスで抽出されて関連語とされている2つの言葉が表示される。
  3. それが「おなじ」「なかま」「関係ある」「関係ない」「知らない」のどれであるかを即座に判別。
  4. オンラインで、みんな同時に同じ問題を解く。
  5. 「知らない」以外を有効回答として、「多数派」になった回答を「正解」とする。
  6. 正解だと消しやすい「ぷよ」が落ちて来る。不正解だと超消しにくい「ぷよ」が落ちて来る。「知らない」だと普通。
  7. 高得点を取るとアイデアポイントがもらえたり、しな会長グッズがもらえたり、有料オプションが使えるようにする。
  8. そこで入力された情報シソーラスに還元(上に書いたようなゲーム外のサービスからも情報入力は行える)。

はい。はてなアイデアに登録しときましょう。はてなアイデア 異常に先走った感のあるアイデアだ。


(追記)

だいたい決めた。シソーラスとか各サービスに役立てるとかそういうのからは離れてきた気がするけどまあいいや。
ダウナー部 - こどもてれび↓

えー。

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2006-02-05

「梅田望夫&近藤淳也インタビュー」はてな孫呉説的感想

はてなメールマガジン『週刊はてな』 - 週刊はてな特別版「近藤本と梅田本欲しい!」プレゼントキャンペーン連動企画、梅田望夫&近藤淳也インタビュー@はてな

59分のインタビュー音声ファイル。今までほとんど分からなかった“梅田さんがはてなにどう影響しているのか”の一端が分かります。はてな孫呉説的にここは聞き逃せません。

  • 「本当の大変化ってなんだろう」のところで、近藤さんが(非常に興味をもっている)言葉の壁を越えるサービスの発展やそれがもたらす変革について梅田さんの考えを訊ねる。そこで一声、非常に難しくて長い時間のかかる変革だと説きはじめる。
  • 「近藤と梅田のなれそめ」のあたりで、「ちょうどはてながいくつかのベンチャーキャピタル(参考:ベンチャーキャピタルとは)からの出資話を断りはじめていた頃、近藤さんが理想的な先達としてはてなに迎えた梅田さんも一般のベンチャーキャピタルの投資ははてなに合わないと説いた。きわめて現実的に収益を追究する性格のベンチャーキャピタルと、創業者近藤氏は話がかみ合わないと直感し、短期的な目標達成を求められることははてなの成長型にも合わないと感じたからだった……」というような話。
  • 「これからのはてなはどうなるか」あたりで、「予測市場」の面白さを近藤さんに伝えたのは梅田さんだったという話が出る。

やはりこう、長手綱でかかり気味の大器はてなを御している参謀というかんじですね。張紘のキャラづけは間違っていなかった。ちょっと合図を出したら1週間で予測市場がサービスに入ってて驚いたという話もその関係を象徴するようです。

近藤さんも自ら言う参謀タイプなのでインタビューも話のふくらみかたが面白いですが、ぜひ梅田さん ×kawasaki副社長 ×naoya大都督 の組み合わせでの参謀座談会も聞いてみたいところです。役員会議か。

はてな孫呉説目次

ときどきネタにするはてな孫呉説もここで目次にしてまとめていきます。なんでも三国志に例えるのが楽しいという方向け。

2006-02-04

3種類の最高の知性

もうひとつ一連の議論ツール話で考えたことです。もっと怪しい話です。役にも立ちません。えー、私は学がありませんしこういうものをほとんど考えたことがなかったので言い古されたことや考えの足りないことを言っているかとは思います……。


議論の限界

議論ツールをどんなに活用しても、2つの限界があります。それは「議論の限界」なのかもしれません。

1つは「情報処理の限界」です。いろんな知識があっても議論の中で整理して活用しきれないという限界です。そもそも「この世の事象を完全に正確に情報化することは不可能だ」という表現の限界があります。

実感しやすいところでは、議論内での情報伝達の限界があります。議論のしかたは、人間があらゆる意見を理解しあえるという理想に基づいて書かれていますし、議論ツール案もその信条に沿っていますが、現実には「国会議員を二期以上務めた人でないと分からない議論」といったものはあるでしょう。議論のしかたでは非推奨になっていないことなのですが、私は「良くない意見の類型」の中に「膨大な参照」と「膨大な知識伝達が必要な質問」を入れています。これは良くない意見への指摘というよりも、実際の情報伝達の限界を宣言するものです。情報伝達は理想を追うほどに不可能に近づく大事業となります。

2つめは「情報収集の限界」です。当たり前のことですが、参加者全員の知識を動員しても「分からない(ので結論が出ない)」ことはあります。またそもそも、「すべてのことは分からない」と言うことができます。「私はお腹が減っている」という自明のようなことでも、「私とはなにか?」などを追究していくと、本当に「私がお腹が減っているかどうか」は誰にも分からない、ということも言えるわけです。

普通は、そのような問いは参加者にとって「価値が無い」ので議論されません。ですからきちんと結論が出ます。しかし、これは「参加者価値観」を元に「議論の枠組み」を決めて、「その枠組みの中で通用する一般論」を完成させたからです。例えば、会社会議で「来年会社が無くなる」というような可能性は考えないことによって、来年度計画を決定することができます。例えば、差別される側の人間を議論から排除すると「差別は正しい(これは差別ではない)」という結論も出すことができてしまいます。

先ほどのような哲学的な見地を受け入れると一般論が容易に形成できなくなるように、多様な見地を受け入れるほど、結論を導き出すのは難しくなります。つまり「結論が出た」ということは、論に矛盾が出ないところまで「議論の枠組みを狭めた」ということでもあります。あらゆる議論は本当は「分からない」という結論に達することができますが、分かるだけの情報で有用な一般論を組み立てているのです。議論の枠組みを広げて新しい論を形成するためには実験や観測を行って、「情報収集の限界」を破っていかないといけませんが、それにも実践できる限界は訪れます。

最高の知性(1) - 全知

これら2つの限界は、論理思考の限界と言ってもいいのではないかと思います。どこまで有能な人がいても、やってきてしまう限界です。

その限界の外側には、「ラプラスの悪魔」のような架空の「全知」の存在イメージすることができます。論理的な思考に強い欧米の人々が、論理的に規定できない「全知神」の存在を真剣に信じるのには、このような背景があるのではないかと感じました。たしかに存在する(と感じられる)論理思考の界域をポジとしたとき、ネガである論理思考の外界も存在すると言えるからです。

最高の知性(2) - 最高の論理的知能

一方のポジ論理思考の界域のほうを考えると、そこには全知では無いけれど、求めうる知識からあらゆる推論を成し、論の証明のための実験を検討する「最高の論理的知能」をイメージできます。「情報を迅速に収集し続ける」「可能な限り自由な発案や立論をする」「可能な限り立論への質疑を繰り返す」「実験や観察で回答に必要な新情報をさらに収集する」「情報収集の方法やコストに関する思考も行う」……まあやることは人間が古来一所懸命やっていることと同じになりそうです。

情報収集は時間がかかることがありますからそのマネージメントは抜きにしますと、「最高の論理的知能」は瞬時に次の状態にたどりつきます。

  1. 現段階での「論理思考の限界」にたどり着く
  2. 有効な回答から矛盾の起こらない結論を構築する
  3. 命題者(答えを知りたい人々)に、その者の価値観に最適な枠組みの結論を提示する

議論ツール的に言えば、命題を与えるとたちまち意見ツリーが無数に伸びて、「これ以上わからない」という状態に行着き、議論の参加者にとってどうでもいい質問はしないことにして外していき、最も少ない「質問外し」で有効な回答に転じる回答を結論として提示するような存在となります。

最高の知性(3) - 命題者を動かす知能

しかし現実では、命題を与えた者(結論を知りたい人)が、求めるだけの回答が得られないことが往々にしてあります。もっと低いレベルで分からないことだらけです。

実験できない、統計もとれない、どのように情報収集したら良いか分からない、仮説もたてられない、そういうレベルで「論理思考の限界」が来てしまったとき、命題を与えた者は求める「結論」を得られません。命題者はどうするのでしょうか。

結論」は「情報」を元に組み立てられた有効な回答の中から、「命題を与えた者の価値観」にあったものが受け入れられます。そこで「情報」が充分でなく役に立つ有効な回答が得られないと、自然と「命題を与えた者の価値観」の比重が高くなって行動に表れるはずです。極端に言えば「ハチがどの花の蜜が多いか分からないので、とりあえず好きな色の花を選ぶ」といった判断です。

この論理的ではない判断が知性と言えるかどうかは言葉の問題になってしまうと思いますが、「仮の結論を行わせる」のは、情報が足りないとき「命題を与えた者」を動かすことによって正しい結論にたどりつく可能性を高める行為であり、ここでは知性であるとします。「とりあえず巣に戻ってから出直す」といった失敗しそうな選択肢は排除して判断しているわけです。論理思考の「実験」と違うのは、その行動を起こすことによって命題者の価値観が変わってしまうかもしれない点です。

こういう「仮の結論を行わせる知」はいっぱい考えられます。虫の本能的な行動パターンとか、条件反射、好き嫌い、偏見、個人の信条、金言格言、占い、教義などです。

まったく非論理的なのではなくて統計学的な要素や過去の経験則に基づいているけれど、結論を出すどこかの過程で非論理的な決定を下しているものが多いようです。人はそのように、論理的に分からない事に対処する方法をたくさん身につけています。赤ん坊が正誤や善悪を学習する以前に「好き嫌い」を持つようになることは、「仮の結論を行う」ために重要なのではないかと思えます。

で、当然間違った結論に到達する場合もあるわけです。さらに深い問いに悩まされちゃったり。「仮の結論を行わせる知」に頼り切って論理思考をおろそかにして失敗する例も無数にあるでしょう。

論理思考」をするか、「仮の結論を行わせる知」を実行するか。それを「命題を与える者の価値観と能力」に合わせて、完全にマネージメントできる……それが今回考えた第三の「最高の知性」です。論理思考の分岐だけじゃなくて命題者を未来へ動かす分岐を刻々と検討しながらあらゆる情報収集と処理をして最短で有効な結論に至るという……究極的に頭のいい高僧みたいな感じでしょうか、絶対の正しさが無いとはいえ、そんな存在人生を相談してみたいものです。

ええと、もしまだこのような至高の存在にこれといった名前がなければ、ラプラスの悪魔マクスウェル悪魔のように、ぜひ「sugioの高僧」と呼んでください(言ってみたくならなーい)。物理学で観測者がうんぬんという話なんかにそういうのあるかしら。

議論ツール話目次

ここでの議論ツール案に関するページをまとめておきます。

※記事中にたびたび登場する議論のしかたさんへのリンクが、現在はほとんど「no title」になっています。先方のサイト内URIが変更されたためで、内容自体は構成を変えて議論のしかたサイト内に残されています。

2006-02-03

「批判は簡単」である理由

一連の議論ツール話で気づいたことをこちらに書きつけておきます。私は学がありませんし、この年までこういうものをほとんど考えたことがなかったので、すでに言い古されたことや考えの足りないことを言っているかとは思います。

批判するなら「対論」も出すようにしよう、ということは議論パターンでも言われていますし、はてな近藤さんインタビューでおっしゃっています。(私の議論ツール案の元になった議論のしかたネット上のオープンな議論が前提で、全参加者に対して高い期待をするルールが無く、『対案なき批判』ぐらいのことは全然ありですが)

この「批判は簡単」である理由は、議論ツールで言うと、案や論は「回答」であるのに対して、批判は「質問」で良いからです。議論において“反論”と呼ばれるものも、多くは「質問」に当たる行為でしょう。

「回答」には人を説得するための「理由」が必要になります。一方、質問はただ「意味不明(あなたの言うことが理解できません)」と言うだけで成り立ちます。実際にはあまりに程度が低いと議論への参加自体ができなくなるかもしれませんが、基本的に「短い質問」で「長い回答」を要求する方が簡単でしょう。

ちなみに、言い争いになったとき相手の意見をこばみ、理解できないことにして幼稚ぶってしまう人はこれを利用した議論の拒絶であり、そういう相手には幼稚振るのなら有意義な説明ができないと説得をしたり、人間関係を修復する為にラーメンを食べに行く必要が出てきます。

もっとましな反論の場合。矛盾のない一般論でも、その一般性の枠組みの外を探せば、反論の見地を得られます。「ニュートンが表した力学の枠組みの例外」を示して特殊相対性理論的な立場で批判することに比べれば、たぶん普段の議論で出てくる論の例外を探すことははるかに簡単です。「こういう場合はうまくいかないのではないか」という、いかにもな質問(=反論・批判)の類いを浴びせることができます。

そこで批判の余地を発見するだけではなく、特殊相対性理論という「対論」を成立させるほうが偉業であるということは、おおかたの賛同を得られるところでしょう。

討論ならば立論と反駁に同じ重みがあって良いと思います。決議で議題を廃案に追い込む場合は批判やその支持も必要でしょう。ただ情報の収集や発案が目的である一般的な議論では、案や論が重要なはずです。もちろん質問や批判は議論を進める上でなくてはならないのですが、批判にばかり支持が集まってしまうようでは、議論は成果物を産んでいないことになります。

思うに、「質問・批判・反論」は相手を論破できたり、実際鋭い意見であったり、回答と同じ程度の読み応えがあるなどして、議論の中で過大評価されがちなのです。「議論と討論の混同」にも批判を過大評価する一因があると思います。議論ツール案ではなるべく回答のほうが目立つようにして、質問は支持を集めてもあまり目立たない色にしています。

2006-02-01

失礼しました

こないだは携帯のこととはいえ、はてブヘルプもよく読まずヘマな記事をお届けしてすみませんでした。id:sugio一世一代のおおしくじりです。いっそ美味しんぼ39巻の八笑師匠のように引退(=はてな話の筆を折ること。最後だけはきれいに、きれいにね……)しようかと思いましたが、思うだけで続けて行くことにします。これからもどうそごひいきくださるようお願い申し上げます。ちなみに八笑師匠温泉湯豆腐を食べて引退を撤回しています。

こういう環境でやる気が出る私なのでやめません

アンテナRSSでご覧の方、いつもありがとうございます。うちではアンテナRSS登録者の逆転が起きてましてRSS被登録数が27!

これってもしかしてはてなグループはてな広報日記以外ではすごい数字じゃない? 今。 今だけ。 あーその人が入って来ちゃ駄目終わるー、という目にすぐ合う。

キーワード最左最長優先における頭ハネ問題

もうひとつ、ねぼけていました。キーワード自動リンクの「最左最長優先」において、リンクスコアが有効か注目だと書きましたが、今の環境で試せば良かったのでした。いわしに書いたものを転載します。

スコア0で自動リンクする設定で「おかしなますだおかだ」と入力したところ、「おかし[[なます]][[だお]]かだ」のように自動リンクが発生。

スコア40で自動リンクする設定で「おかしなますだおかだ」と入力したところ、「おかしな[[ますだおかだ]]」のように自動リンクが発生。

リンクスコアは有効でした。

ただしスコア40で「おかしな[[ますだおかだ]]」を発生させた後、スコアの設定を0にするとその日付に関しては「なます」も「ますだおかだ」も自動リンクしない現象が起こりました。一応メモ

はてな 掲示板「いわし」

この環境では、後のキーワードの「頭ハネ」(d:id:herecy8:20060131:p2さんの表現を拝借)をしやすいキーワードは、リンクスコアを下げて行く圧力がかかるでしょう。

さて、この環境への賛成・反対を考えます。

リンクスコアが効くということでたとえば私が「はは」というキーワードを登録し評議会で削除されるまで意地でも存続させ*るといった“ルール内大暴れ”はあまり心配しなくて良いようですが、今までのキーワード削除問題に加えて「(頭ハネが起こりやすい)特定のキーワード同士」の敵対が起こる可能性が高いということは重要です。例えば「より子」と「子供学級子供達をせめないで子供騙し子供の科学子供の権利条約子供の情景子供の領分子供ばんど」が敵対するとか(例えばね)。

のだめ」のようなキーワードを見つけてから思いましたが、頭ハネを防止する為にリンクスコアを調整するのはけっこう難しいでしょう。キーワード上の文章はリンクスコア5ですからさらに頭ハネが頻発します。そのため頭ハネされたキーワードを[[ ]]で明示的にキーワードリンクさせていくか、頭ハネするキーワードを削除するか、という対応の二極化が予想できます。

いま作ってます。 - はてなキーワードは形態を変えないと厳しいかもなどで指摘されているはてなへの負荷を考えると賛成したい今回の変更なのですが、不毛な「キーワード支持者同士の敵対」が起こりうるので、このへんのコストがなるべくユーザー負担とならないように、なんらかのキーワード削除合戦緩和の方策がとられないと嫌だなあという今の感想。現在は反対に1票入れています。様子見の期間で問題が少なければ変えるかもしれません。


(追記)変え忘れました。そのまま最左最長優先だそうです。まあとりあえず平穏に行っているので、上で書いた問題はニュータイプキーワード問題が本当に起きてからでも。

その他の意見として、「おかしなますだおかだ」と書いた場合に「ますだおかだ」よりも「なます」が優先的に抽出されてしまう弊害などの指摘がございましたが、こうした本来の意図と違う抽出はどちらの方式を採用しても起こり得ること

はてなダイアリー日記 - キーワード自動リンクのためのキーワード抽出アルゴリズムについて

今までになかったタイプの「キーワード支持者同士の敵対」を懸念していたので、その書かれ方はちょっと悲しい。

ニュータイプキーワード問題を起こしてみたい方は(※はてなダイアリーキーワードは興味のある言葉について説明を書いたり日記同士のつながりを持たせるためにとうろくしましょう)、こんなキーワードを作るとこんなキーワードを頭ハネできることがあります。まあ古くからあるタイプのモメ方もするキーワードなので今ないものなんですけど派手なのをということで。

taoyameburi2002taoyameburi20022006/02/06 18:26なるほど、と思って先程私もスコア40で実験してみたのですけれど(2月4日~6日の日記)(05/02/06 17時での確認)、自分の日記からたどるリンクについては“ますだおかだとは”のページに行き着くものの、“「ますだおかだ」を含む日記”及び“「なます」を含む日記”を確認すると、なますが優先されていますね…。その辺はもう別の問題なんですかね。
(この手のことに不案内なもので、えらく的外れな事を言ってたらごめんなさい)
(↑ちょっとよく分からなかったのですが、掲示板「いわし」でblueberryjamさんが言ってらした事と同じ事なのやら違うのやら)

sugiosugio2006/02/06 18:36おや、そうでしたか。いえいえキーワードページからの補足のほうは未確認でした。「ちょっとした更新」を使ったりしないかぎり日記が「ますだおかだ」にリンクしたら「ますだおかだ」を含む日記に含まれるのが正しい動作のはずですので、もしそのようなら不具合があるという状況ですね。情報ありがとうございます。

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