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2005-12-09

Web天下2.0の計

なぜなら、Googleは「情報がここにありますよ」と教えるのが自分の役割だと考えているからです。

サービスを急拡大させるグーグル、そのスピードの秘密と狙い - CNET Japan

Googleは「情報がここにありますよ」と教える会社だとか。これに比べるとはてなは「『情報がここにありますよ』と教えやすい情報を作らせる」会社に思えます。写真グラフアイデアに番号を振って、公開させるというような。

Googleユーザーが打ち込む情報はほとんどプライベート情報で、Googleはそれを内部で処理してまたユーザープライベートに役立つよう還元しているようですが、はてなは公開出来る情報ユーザーに打ち込ませて、公開した情報同士の組み合わせでまた新しい情報を生み出すというサービスをしてくれます。他でやっていることはやらないと言う話もありますが、まあ実にGoogleと表裏でうまく住み分けていきそうな気配ではないでしょうか。

はてな孫呉説で言ってた「Web天下2.0の計」も、そんなイメージです。Web2.0の世界で、情報に達するためのすごい道具を提供するのはGoogle(魏)で、達しやすい情報にする道具を提供するのがはてな(呉)。Googleのやらないところをハテナオヤ大都督がガガガーっと占領して、他が提供するウェブサービスユーザーの手垢をペタペタつけた情報を提供してアクセスを独占、GoogleとWinWin!とか言って最後はぶっ倒しちゃう壮大な計略です。

まあそれは私が言ってるだけですが、「Web 2.0世界の分割」という流れで考えると、はてながやっていることも歴史的な必然性を感じるなー、などと達観した気になった今年でした。そんなこと言ってもまだWeb 2.0世界がどういうもんか決まってないんだから、役に立たない考えなんですが。

ちなみに近藤さん日記には今までWeb 2.0という言葉が出て来ません。理由はまったく分りませんが、Web 2.0という言葉自体がWeb 2.0シンドロームを起こすための戦略的な道具であって、参謀役の人が言うようなことなのかなあ、などと思ったりしています。

Googleの戦略にせまる冒頭の記事では、それをブックーマークした近藤さんのコメント欄

例えばGoogle Earthにしても同じで、Googleに何かのメリットがある開発しようという発想ではなく、「こういうものがあったらいい」「便利だ」という発想に基づいています。

のとこを着目されてました。

今年なにかと話題になったウェブ世界の次世代ビジョンですが、サービスの作り手からするとそういう大局的な話は自分の創作的活動を戦略レベルに貶めるワクワクしない見方で、自分を原点に良いものを作っていく姿勢のほうに共鳴するのかも……などと勝手に鴻鵠の志を想像してみたりの年の瀬です。

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