別冊はてな話 このページをアンテナに追加 RSSフィード

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2005-11-24そろそろあるかもしれない、はてなアイデア正式化に向けて

はてなアイデア全般の問題

と同時に、単にひどい仕組みだと思える部分もあります。6/19には「はてなアイデアを考えるための整理」の中で工程順に指摘されている問題について表を作成しました。その後に関連アイデアタグ機能が実装されて「アイデアの整理」はしやすくなっていますが、後の多くの問題は特に何も対策されていません。

その時の私が気になってる4点の内容だった「情報整理の不十分」「ユーザー反響フィードバックされない」「参加のしにくさ」「予測市場制の無理」といった問題は、今でも変わらず根本的な問題だと思います。

情報整理の不十分

私がアイデア整理法についてまとめたのは8/6のはてなアイデアの整理法を考え終わった。でした。以降タグ機能は実装されましたが、簡単に「実装済みでは」タグで処理されないといったもどかしい面も残っています。

情報整理についてはツリー化などの案も出ていますが、まずアイデア実装済みと却下等の処理を迅速にこなしてアイデアを片付けることが必要でしょう。

私はツリー化は不要だと思っていて、アイデアの親子関係づけに指摘を受けて練り直したアイデアをイモづる式に処理&可視化するアイデアを提案中です。

ユーザー反響フィードバックされない

はてなアイデアは基本的に「実装後のユーザー反響」を反映しないシステムです。基本的にははてなスタッフが作りたいものを作って(はっくんの歩み)、その考えに近いユーザー意見を集めるようにできています。

「要望の人気・一般性を汲み取るための指標」が、ありそうでないのが予測市場でした。一般性が高くて実装可能性も高いアイデアは株購入者が大量買いをし「ユーザー数」が低くおさまることがあるため「ユーザー数」は一般性の指標にはなりません。

なにもかもマーケティングで決めるような方法も確かにつまらないですが、実装後の反響なら、もうちょっと見てもいいんじゃないかと思ってしまいます。

参加のしにくさ

ルールが難しい、ヘルプを読んでも分からないので参加しないという意見は時折目にしますし、言わずもがなそういう方は沢山いらっしゃるでしょう。そのために「要望が出せない」ことがあるわけで、なんのためのはてなアイデアか、となってしまいます。

「ただ要望がしたいだけなのに」という方の負担を減らすことが必要です。アイデアの優先順位決定作業に参加したくない人は、所定の場所で言いたいことの文章を書いて登録するだけで良いようになっていないと、アイデア収集で取りこぼしが出てしまいます。ユーザーの不満も吸収できません。

ヘルプへの誘導やヘルプの充実も必要ですが、私は株式制の廃止によりアイデア登録に必要な知識を減らすのが良いと思います。

予測市場制の無理

はてなアイデア予測市場が機能しないという問題は、8/23の妄想科學日報 - 確信犯的はてなアイデア:メタ市場の提案の「予測市場としての不具合」の中でほぼ言い尽くされています。

払拭し難いのは、ひとつは長期的に安定した銘柄が存在できず、予測の精度を高めるのが難しい問題。

もうひとつは、はてなが市場の読みを利用してアイデアの検討優先順位としてしまうと、早く検討して欲しい要望の価格をユーザーが吊り上げてしまう事。市場の予想が結果を左右してしまうので、純粋な予想が成立しないことでした(8/28 集合知の無駄づかい等で言及)。反対に、予測市場の予測力を高く維持しようとすると、はてな予測市場株価を直接優先順位決定に役立ててはいけないことになってしまいます。

さらに多重本アカウントによるアイデアポイントの不当な流入(gobbledygook - 一日アイデアユーザーの荒らしがスゴいことになってる。)や、配当期待値が低くて予想的売買が成立しにくい問題など様々な問題がありますが、はてなアイデア予測市場制であることは、複雑さが参加の障壁にもなっていて決して合理的でないと思います。予測市場を活かしたサービスなら、別に作ってほしいものです。

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