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2005-06-15書いてる途中(で寝るかも)

はてなアイデアの限界を考える

  • 人類の需要(らしきもの)
    • 現ユーザーの需要(らしきもの)
  • 人類の需要に対する万能な供給(新需要に対する発明含む)
    • はてなに期待できるかもしれない供給(かなりの無茶含む)

需要のほうは基本的にスケールアップ、供給は基本的にスケールダウンして報告してくれるサービスができれば、最大のコストパフォーマンスが得られそうです。

たぶん近藤さんはてなアイデアに期待したいのは

アイデア登録ユーザーの需要(らしきもの)』×『はてなが実際にやりそうな供給』

から

人類の需要(らしきもの)』×『はてなに期待できるかもしれない供給(かなりの無茶含む)』

まで出せて、それらを同列に扱えて優先順位をつけられるシステム

それは神だろう、ということになってしまうのですが、そこに一歩でも近いシステムができたら価値あるでしょという感じじゃないかと。

指摘される根本的な問題

いろいろな意見が出ていますし、システム根本的な成否を考えるのは本当に難しいですね。

1、近藤の限界

今のシステム近藤の限界に代表されるように

近藤アイデア登録ユーザーの中ではてなに志向が近いユーザー)の需要』×『近藤はてな)が実際にやりそうな供給』

に収斂してしまうだろうという予測や批判が出ています。実際よく要望が通る人は、はてながやってくれそうなことを考えるのが得意な人、枠の中で発案するタイプの人だと思います。これは解決すべきかどうか別として、たしかにそういうのはある。

1-1、近藤化の限界

でもユーザーには近藤化の限界もあります。

はてながやりたいこと」は必然的に出て来る限界なので、はてなの考え予測が得意なユーザーにポイントじゃなくて、スタッフアイデアに個別にじゃんじゃん感想書けばいいじゃん、近藤エージェント近藤化の限界を超えて神に近づくじゃんという気もします。

1-2、堀井雄二は見つからない限界
  1. 堀井雄二ドラクエを自分で作るから
  2. ドラクエは85文字で説明できない。ちょっとの差でクソゲーになる。
2、ポイントシステムと民意

ポイントシステムは民意の反映にならない』という意見があります。

でもこれはシステムの目的だけを考えると、必ずしも民意は反映しなくても良いとも言えます。

先ほどの「期待値低い」「それ以上はユーザーにやらすな」といったスタンスと混ざった、当事者的な要求なのでもっともではあります。

3、優れた評価者にポイントがいき渡らないんじゃないか

どういう人が優れた評価者(トレーダー)なのかというと、やっぱり最初にゴッホの絵を広めた人みたいに神がかっちゃうと思うのですが、それを目指すとして。

今の不具合報告お駄賃体制(のっかりでガッポガポ)ではお粗末という意見あり。それを乗り越えても「近藤の限界」はあるし、難しそうです。

あと、しばらくやってみないとどういう人が本当に眠くなったぐう。

(再起動)

4-1.予測市場にならない(当事者で形成するから)

おのおの自分の要望があるわけだから、その評価が高いとするために介入するわけで。しかも要望者はとてもその要望の価値を理解しているわけだから、一概に排除して良いわけでもなくて、結局予測市場とは違う原理の「要望市場」になるだろうという話。

  1. システムの予測能力の低下
  2. 建前上、予測市場たろうとすると、灰色な取引は「悪」となり、それにまつわる労力の空費が生まれる。
4-2.予測市場にならない(正解がないから)

予測市場には「正解」のフィードバックが必要という話も出ていますが、はてなアイデアにとっての正解は「人類にとって良い実装だったか」というところまでいってしまいそうです。

出しようがない「正解」はフィードバックできませんが、近似値を探るのは必要というご説ごもっとも。あとでユーザーやスタッフに「実装されて良かったアンケート」をとるのがいいんじゃないかと思います。

予測市場と同じ原理は通用しないだろうというのはたしかにそうでしょう。

(再スリープ)

(再おっき)

限界

「最大多数の最大幸福的供給」の限界
  1. 現ユーザーのアイデアしか出ない。
  2. システムが複雑化するほど、コアユーザーのアイデアに収斂する(近藤の限界)。
「無害な供給」の限界
  1. 現ユーザーのアイデアしか出ない。
はてながやりたい供給」の限界
  1. ユーザーはスタッフでない限界(近藤化の限界)。

付記:「はてなが必ずするアイデア(バグなど)」は、他の要素を無視して実装されるので、アイデアの価値を評価する必要がない。市場に出なくてよいとも言える。

yukattiyukatti2005/06/15 16:34「不具合報告に高くポイントを投じたり、のっかる人が儲けたりするのがどうもしっくりこない。あこぎなことで儲けているようで不躾なような気がする」という感想を近藤さんに言ったら、「不具合報告お駄賃体制(のっかりでガッポガポ)」でいいんだ、不具合報告が早く1000アイデアポイント(当時のシステムで)に達した方が不具合報告が目立って早く処理にかかれる……、つまり、「不具合報告にのっかる」人もきちんと重要な役割を果たしている=不具合報告がなされていたことを発見してくれる人であり、その報告が本当に不具合であるかを検証する役割も行ってくれている(全員がそうではないと思うけど)、という返答があったのが目から鱗でした。

sugiosugio2005/06/15 16:47そこがはてなアイデアの動力源になっているのも仕組みとして大きいですよね。弊害面を考えますと
-不具合報告が実質的なポイント供給源で「アイデア屋」ユーザーがアイデア業にだけ専念はできない
-「不具合報告屋」が優れたアイデア評価者とは限らない
-不具合だけど困っている人はあんまりいない…けど配当期待値が高いからむやみに1000ポ到達しやすい
といったところでしょうか。

yukattiyukatti2005/06/15 17:38わたしは不具合は困っている人がたくさんいても余りいなくても関係なしに不具合報告があることがスタッフにいちはやく認識されることは必須で、かつ順を追って修正されるべき(だから1000ポイントに『むやみに』到達して欲しい)であり、不具合もアイデアも両方とも同程度大切、だから両方尊重されるような仕組みがいいなーと思ってます。つまり「はてなアイデア」がバグ・不具合報告の場でもある限りは、ということになるんですが、不具合報告者や不具合評価者(検証者?)も優れていたらきちんと尊重されるべきで、不具合報告や不具合のっかりを軽んじるような言動は自分ではしたくないなと。不具合報告は必要なことだから、不具合報告が悪いんじゃなくて、もしそうなのなら、はてなアイデアのシステムが悪いのだから。
かつ、もちろん、アイデア(新機能・機能改善など)ももっと大きく評価されるべきだと思う。てな感じです。ちょっとsugioさんの仰っていることとは、ずれてしまってすみません(アイデア評価者が困らないように、正当に評価されるようにという意図ですよね)

sugiosugio2005/06/15 19:05いえ違います。まだ「人」の観点はありません。

sugiosugio2005/06/15 19:11あっ、というかっ、なんというか、んー

sugiosugio2005/06/15 19:19上で弊害面として上げたものはまだ、システム全体がそれで大丈夫ならそれでいいというかんじで害があっても必ずしも是正したいわけではないです。

sugiosugio2005/06/15 19:22あと、害はあっても功もあるわけで。ゼネラリストが育ちやすいシステムかもしれず。

yukattiyukatti2005/06/15 19:46あー、まだ途中なんですね。わたしが述べたのは「3、優れた評価者にポイントがいかないんじゃないか」の部分の話なので、だから「人」の話に絞りました。人の観点のお話じゃないのなら「評価者」という表現では誤解を招くかも。

sugiosugio2005/06/15 21:36んー、ご指摘の意図がわかりません。わからないまま説明し直しますと、3、優れた評価者にポイントがいかないんじゃないかの「評価者」とはみんなが幸せになるアイデアを選別できる人(つきつめれば神のような究極的な存在)で、それと不具合報告をする能力とそれにのっかる能力にはズレがあるという話です。

sugiosugio2005/06/15 21:39不具合報告者がどんな扱いを受けるべきかは考えていません。

sugiosugio2005/06/15 21:40不具合報告者に素早くのっかる人がどんな扱いを受けるべきかは考えていません。

sugiosugio2005/06/15 21:44んー、私がご指摘を理解できていないだけな気がする。どう記述すれば良いのでしょうか?

sugiosugio2005/06/15 21:51あとしつこくてごめんなさいですが、はてなアイデアの限界を考えている段階なので、まだ私は特にこうしたらいい(こうするべき)という意見を持っていません。これから考えてみます。

yukattiyukatti2005/06/15 23:09えーと、sugioさんの「優れた評価者」は「みんなが幸せになるアイデアを選別できる人」、つまり、アイデアの評価者というだと理解しました。で、その「3」の指摘の中で「今の不具合報告お駄賃体制(のっかりでガッポガポ)はお粗末という声が」ということばがあり、それに対して近藤さんから聞いた不具合のっかりだっていいんだよ、ってことをコメントしたのですが、それに対して「不具合報告屋」の弊害や「不具合だけど困っている人はあんまりいない…けど配当期待値が高いからむやみに1000ポ到達しやすい」というコメントが来た。ですので、それに対して、アイデア評価者と不具合評価者は違う能力かもしれませんが、不具合が解消されることは望ましいことでそれがシステム的にもユーザにも幸せになることになり、アイデア評価者が幸せにする人ではなく不具合報告者や不具合評価者(『不具合報告屋』と表現されていますが)も同等に並列に考えられるべき存在ではないか、また、不具合報告がすぐに1000ポイントに達することが弊害であるというふうにはわたしは考えない、ということをいいたかったんです。つまり、限界を考える道筋として、わたしが考えるならそうは考えないかなぁと思いました。

yukattiyukatti2005/06/15 23:10>アイデア評価者が幸せにする人ではなく
アイデア評価者だけが幸せにする人ではなく 「だけが」が抜けていました。

sugiosugio2005/06/16 14:53ご説明ありがとうございます。お手数おかけします。
>アイデア評価者だけが幸せにする人ではなく不具合報告者や不具合評価者(『不具合報告屋』と表現されていますが)も同等に並列に考えられるべき存在ではないか
そうですね。ある側面で同列だと思います。能力適性の違いがあるということだけわかりやすく強調すべきだったのですね。言葉を考えると不具合報告のっかり者はアイデア評価者に含まれるので、「不具合報告以外のアイデア評価者」に別の用語を使うべきだったかもしれません。
>(需要が少なくても)不具合報告がすぐに1000ポイントに達することが弊害である
はてなアイデアははてなが要望に目を通す補助ツールでもありますので、ちょっとでも性能が落ちれば弊害と考えました。たしかに?Iのご宣託を順番に実装すれば万事うまくいく神がかったツールが最高とは限らないですね。でもそれを考えると市場調査ツールでいいやという所まですぐ落ちてしまうので、とりあえず考えないようにしています。

sugiosugio2005/06/16 14:57「優れた評価者にポイントがいき渡らないんじゃないか」に題を修正しました。不具合報告者にお駄賃が集中するシステムではお粗末、という意見あり。

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